マーケティング実務者だけでなく、経営者にとっても”おどろきのレファレンス(参考書)”!それが、読後の率直な感想です。
なぜなら、専門分野であるはず「マーケティング」を身近な例(iPod、HDDレコーダーなど)を引き合いに出しながら、初心者にとっても分かりやすく
説明。さらには、実務者レベルや企業トップにとっても”迷ったときの参考書”的に繰り返し眺めては「なるほど、問題解決の糸口はこれほどシンプルなのか」と、うならせるのは間違いない。
情報量があふれる21世紀に生活者(消費者)の実体を捉えるヒントが満載。特に個人的には、第3章にある「ブランディング」が圧巻。マーケ業界でも複雑で難解なテーマを分かりやすい図表を交え理解させたところがすごかった。
ところで著者の森行生氏は、大手嗜好品メーカーで複数のブランド戦略を手がけ、その全てを売れる仕組みに乗せた経験を持つ、という。ゆえに理論だけではない実践を積んできた”したたかさ”が本書の行間に、にじんでいる。おどろきのレファンス(参考書)だ!