通称「シーラカンス本」と呼ばれる、PostgreSQLの歴史ある定番本です。最近でこそ参考本がたくさんありますが、かつてはこれが基本でした。主要なバージョンアップに合わせて改訂され5番目、そのうち2,3とこの5番目を買ってきています。自分は(2番目の)この本でPostgreSQLを独学し(SQLについてはソフトバンクの「SQLプログラミング入門」がオススメ)、環境のバージョンアップに合わせて買い直してきましたが、前バージョン・前々バージョンとの違いについての説明が以前にくらべて疎かになったように思います。バージョンアップのたびに、PostgreSQL独自仕様からSQL標準に近づくための仕様変更があったり、できなかったことができるようになったりしますが、ユーザーは一つ跳びや二つ跳びで環境を移行することも珍しくなく、バージョン間の違いについてもっと注釈でしっかりと、また巻末に変更履歴をまとめて載せて欲しいなと思いました。ネット上でそうした情報を得ることはできますが、結構手間取りましたので。ただ今でもやはりPostgreSQLの定番本で、しっかりした入門書としてオススメかと思います。