分厚いが、いざ読むとスイスイ読めてしまう。理由は説明が平易な点もあるが、文字が大きすぎて行間も目立つほど広いため、読み進めるとどんどんページがめくられていくためだ。「バイブル」とタイトルに名付けたいため、ページ数を増やして分厚くしたのかと思ってしまう。共著のため、筆者によってはパラメータの羅列でスペースが広く使われているなど無駄なページも目立つ。
説明はシンプルでわかりやすくメジャーなサーバ機能は取り込まれているのだが、バイブルと名付けるからにはマイナーな機能まで取り込んでほしかった。
特筆すべきはPart12でセキュリティとして、ファイアウォールやSELinuxにページが最も多く割いてある点だ。セキュリティを軽視しSELinuxを無視した手抜き本が氾濫する中、著者たちがセキュリティを重要視している点には好感が持てる。