世は天明の大飢饉の真っ只中。金銀の運用で巨利を得る富豪の一方で、相次ぐ増税に苦しめられる庶民、拡大する貧富の格差、蔓延する賄賂、地方の破綻、求められる行財政改革。まるで平成の世を思わせるような封建社会末期に、宣長の示した処方箋とは。古道の根本を余すところなく述べた「玉くしげ別巻」、「直毘霊」も収録。
『玉くしげ』
紀州藩主の求めに応じて藩の政治の心得について述べたもの(政治経済論)
『玉くしげ別巻』
政治の根本となるべき「まことの道」についてのべたもの(古道論)
『直毘霊』
同じく古道論。「古事記伝」の中の一編
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