旅先で早速、本書を活用しました。50のルートは大阪府を取り巻く山地をほぼ満遍なくカバーしており、私のように大阪中心部から限られた時間で効果的(満足度が高そうな)場所はどこか、と考える向きには便利でした。山に登っているとき降りてくるとき、ルート確認のためずっと本書を手にしても、上り下りに支障が無いぐらいでしたから、ちょうどよい厚み、大きさです。ルートのポイントごとに(小さいのですが)写真が乗せてあることも良いです。また、類書と同様に、ルートの距離、標高断面図も収めてあるのは精神的に助かります。
一方、登山口へアクセスするまでの電車マップが無いので地元の人以外には大阪中心部から登山口最寄の駅までのイメージがつかめない、ルートによっては電車を下りてから登山口へまでのアプローチの詳細説明が無いのでやや不安、といったところ、そして、本書のお値段そのものがやや高すぎないか?。
思うに、本書はハイキングや登山に慣れているひとが、大阪府でハイキングを行うときに大筋を確認するガイドラインのような性格かと。コンパス、地域電車網の図(ホテルでもらいました)、ネットでの補足的情報を併せて活用することで、本書の使い勝手のよさを実感しました。本書の軽さ、薄さは有難いです。逆に言えば、網羅的な登山ガイドを求める人には本書はお勧めできないと思います。
歴史の宝庫である山々をもつ大阪府(および近県)で、本書にかかれてないことは登山者にたずねながら歩いていくことは痛快でした。大阪で登山するかたがたは押しなべて親切でした。今後も大阪宿泊では本書を活用していきたいものです。
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