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改訂新版 脳死とは何か―基本的な理解を深めるために (ブルーバックス)
 
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改訂新版 脳死とは何か―基本的な理解を深めるために (ブルーバックス) [新書]

竹内 一夫
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 861 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

医学の進歩がもたらした生と死についての新しい概念

何をもって人間の死を判断するか
医学の進歩は「脳死」という、生と死についての新しい概念をもたらした。わが国では臓器移植のドナーに限り、「脳死」を法的に人間の死として認めている。それでは「脳死」とは一体どういう状態をいうのか?「植物状態」とどう違うのか?脳神経外科の第一線で活躍してきた著者が、長年の研究と経験をもとに、わかりやすく解説する。

脳神経外科医、神経内科医、救急医、麻酔科医、集中治療医、移植医、法医学者、看護師、臨床検査士、救急隊員、医学生、看護学校生ほかすべての医療関係者、そして臓器移植に関心のある人必読。

内容(「BOOK」データベースより)

何をもって人間の死を判断するか。医学の進歩は「脳死」という、生と死についての新しい概念をもたらした。わが国では臓器移植のドナーに限り、「脳死」を法的に人間の死として認めている。それでは「脳死」とは一体どういう状態をいうのか?「植物状態」とどう違うのか?脳神経外科の第一線で活躍してきた著者が、長年の研究と経験をもとに、わかりやすく解説する。

登録情報

  • 新書: 208ページ
  • 出版社: 講談社; 改訂新版 (2004/12/17)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062574632
  • ISBN-13: 978-4062574341
  • 発売日: 2004/12/17
  • 商品の寸法: 17.2 x 11.4 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By tantan
形式:新書
 脳死とは、脳が死んだ状態で、脳死からの生存はありえない。だから、心臓が動いていても、それは取り出して移植に使うことができる。このあたりまでは、これまでの知識でわかっていた。しかし、もし判定が間違っていたら、移植を優先するあまり、脳死判定を急ぐ場合はないのか、など、医療現場に100%の信頼を置けないのも事実だ。
 これは、脳死とはどのような状態を言うのか、また、どのように判定されているのか、ということが、よくわかっていないための疑問である。本書を読んでそう思う。
 また、人工呼吸器をはじめとする医療技術の進歩によって、脳死状態から心停止までの時間が長くなってきていることや、脳死状態と植物人間状態の違いなどの説明は興味深い。
 そして、脳死は科学的、医学的観点からだけでなく、文化的、社会的な観点からも捉えられなくてはならないと著者は言う。さらに、個人の考え方や感じ方によっても違ってくる。脳死すなわち固体死とする「脳死先進国」であっても、臓器提供となると、踏み切れない人もたくさんいるそうだ。このあたりは、何が何でも臓器提供者を増やそう、という論法ではなく、安心させられる面もある。
 もし、あなたが万一脳死状態になったとき、ドナーとなるのかならないのか、迷っているなら一読の価値あり。
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11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By paulo
形式:新書
 臓器移植で一躍脚光を浴びた脳死であるが、その詳細となると医学生の私でも十分承知しているわけではない。本書は現在の日本の脳死判定基準である「竹内基準」を作られたご本人が、脳死について科学的・社会的な観点から詳細に述べられたものである。
 脳死は医学的には確立した概念であり、筆者は立場上は脳死臓器移植を容認してられる。しかし「脳死をいかに考えるかは社会の問題であり、最終的には個人の問題である」と断言される。
 何より大切なのは脳死状態になったら臓器を提供したい、という意志であって、それを無視した臓器移植などあり得ない。ただ個人も社会の中で生きているのであるから、社会の声も無視できない。脳死を個人や社会の中にどう位置づければいいのか、様々な観点から考察がなされていて、決して脳死を積極的に認めよという立場ではない。
 また、この本では蘇生術に一章を割り当てている。長い引用になるが「私は自分では脳死の研究者であるとは思っていない。むしろ医師になってから今日まで、ただ一筋に、めぐりあった症例を何としても救うべく、換言すれば一人でも脳死状態や植物状態にならないように努力してきた一脳外科医に過ぎない」という言葉に筆者の良識を感じるのは私だけではないだろう。
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2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
「脳死」という事象について、“信頼があって”、
“系統立ててまとまっていて”、かつ“安くて手軽な”教養書は、
現在ちょっと見たところでは、本書をおいて他にないようです。
著者は、杏林大学の元学長で、脳死に関する第一人者。

・脳死は、絶対に回復することはないのか?
・どのような原因で、どのようにして起こるのか。
・脳死になっても手足が動くことがあるのはなぜか?
・脳死の判定はどのように行われるか。
・世界各国ではどうなっているのか。
・「植物状態」との違いは?
など、脳死に関する疑問が網羅的に説明されています。

最近の臓器移植法改正に触れて、脳死に関心が沸いた人は、必読でしょう。
医学系・理系の人でなくてもまったく問題ありません。
ただ、心臓が弱い人、血を見るのがダメな人はちょっとだけ
気を付けた方がいいと思います。読んでどっと疲れました。
でもおすすめです。
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