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擬態うつ病/新型うつ病―実例からみる対応法
 
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擬態うつ病/新型うつ病―実例からみる対応法 [単行本(ソフトカバー)]

林 公一
5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

うつ病を隠れみのにする「擬態うつ病」。その中には、性格の弱さや単なる気分の落ち込みを、うつ病という病名を免罪符とすることで、腫れものにさわるような周囲の気遣いを誘う例も少なくない。他方、統合失調症などの精神疾患に対する偏見も、別のタイプの擬態うつ病を生み出している。
うつ病という病名を保護色にして偏見を避けることができるからだ。こうした混乱した状況の中、うつ病への誤解が増大し、真のうつ病患者が周囲の理解を得られず悩みを深めている。
著者は多くの実例を検証し、擬態うつ病への正しい対応を具体的に呈示する。

著者について

精神科医。医学博士。月のアクセス数が150万を超える「Dr.林のこころと脳の相談室」 を運営中。このサイトの中心である「精神科Q&A」は、読者からの質問に林医師が事実を回答するもので、明るい事実・暗い事実・希望を持てる事実・希望を持てない事実を問わず、直截に回答している。なお、サイトがクリニックの宣伝の要素を持つことを避けるため、実際の診療所などは一切公開していない。著書に『統合失調症ーー患者・家族を支えた実例集』『境界性パーソナリティ障害ーー患者・家族を支えた実例集』『躁うつ病ーー患者・家族を支えた実例集』『うつ病ーー患者・家族を支えた実例集』(いずれも保健同人社)、『擬態うつ病』(宝島社新書)など。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 160ページ
  • 出版社: 保健同人社; 初版 (2011/4/17)
  • ISBN-10: 4832706578
  • ISBN-13: 978-4832706576
  • 発売日: 2011/4/17
  • 商品の寸法: 21.2 x 15 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
17 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
本書ではうつ病やうつ病と混同されやすい精神疾患の診断基準が具体的ケース例を使いながら解説されている。筆者は、うつ病ではないのにうつ病とされているケースがたくさんある、とし、それらを「本物のうつ病」とは別物として理解するべきだと強調している。この点、新型うつの対処に苦労する自分のような職場関係者の実感からしても納得感がありしっくりとくる。「新型うつ病」の特徴が理解できると「本物のうつ」と「新型」とでは本人状態の理解や対応方針が全く異なることがわかり、多くの関係者が新型うつで振り回されるカラクリが理解できる。これまで読んだ「新型うつ」関連本は誤解や断定をさけようとして漠然とした表現ですませている印象があったけれど、本書はわかりやすさ優先で、全体的にすっきりシンプルにできている。若干シンプルに言い切りすぎじゃないかと気になる部分もあるが、一般向けの「新型うつ」理解本としてはけっこうオススメです。
このレビューは参考になりましたか?
16 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
仕事柄、最近話題になっている新型うつ病についての質問をよく受ける。

都度説明はするものの、よい教材になるような本はないかと色々読み比べていた。この本は語り口が明快でわかりやすい。『当たり前のことです』と連呼しているが、なるほど当たり前のことが書かれている。

明快でわかりやすいのだが、そこまで言い切るか、と思うところもある。反論もしたくなる。

そう感じた人は最後まで読み進めて欲しいと思う。最後に整理できるよう、前半部分は敢えて切り分けて論を進めているのだろうと感じられた。

職場にそれと感じてしまうような部下や同僚がいる人は読まれるといいのではないだろうか。
このレビューは参考になりましたか?
12 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
書籍の内容は、若干辛口です。そして少し複雑な内容になっています。
著者によると、擬態うつの中には、新型うつだけではなく、統合失調症、パーソナリティ障害、
適応障害など…うつ病以外の病気も含まれるということになるらしいです。
しかし、現在はそれらのすべてを「うつ病」と判断されてしまっている。

他にも適応障害やパーソナリティの問題などは、一見聞こえが悪くなってしまう
ので、すべてまとめてうつ病ということにしてしまっているのも問題なようです。

うつ病はそれらとは別で、脳の病気。なので休養と薬物治療でよくなるというのは、正しい意見
だと思い、納得しました。

本書の内容は、うつ病、新型うつや適応障害、パーソナリティ障害など、症例を交えて、
いろいろ著者からの分析をされています。自分がどういう病気なのか、うつ病
だと思うがなんとなく症状が違う…という方は、一度この本を読んでみられると
いいと思います。新型うつに対しての内容だけだと思っていましたが、一部だけでしたので、
新型うつについて知りたい方には、少し物足りない内容にはなっていると思います。

新型うつに関しては、実際に仮病のようなものと、適応障害があるものがあるとの
ことですが、本書を読んでいただければ、なんとなく理解はできると思います。
ただ、判断が難しいと思います。新型うつ、適応障害、甘え、この3つが絡んで
いるので、一概に新型の方に対して、仮病だとか、さぼっているという偏見は
持たないほうがいいと思います。

うつ病は脳の病気、それ以外は擬態うつ、そして自分はうつ病でなければ擬態うつ
の中のどの症状なのか、どういう病気なのか、詳しくこの本を読んで、考えて
頂き、それぞれの対処法を見つけていただくということが本書の目的である
ということだと思います。
ただここで明記しておきたいのは、統合失調症も脳の病気と書かれていました。
そして本書で見る限り、躁うつ病も、きちんとした治療が必要だと思います。

著者がおっしゃっているように、擬態うつは、うつ病ではないというということを
理解することが出発点ということは正しいと思います。
そして新型うつで仮病を装っている人は、うつ病と診断されることで、いろいろ
メリットはあるようですが、長い目でみると、本人のためにならないということは肝に
銘じておきたいと思いました。
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