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摂食障害というこころ―創られた悲劇/築かれた閉塞
 
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摂食障害というこころ―創られた悲劇/築かれた閉塞 [単行本]

松木 邦裕
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

語られない苦しみ・悲しみ・怒りに耳を傾ける。どのようにして起こり、いかに対応するか。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

松木 邦裕
1950年生まれ、熊本大学医学部卒業。日本精神分析協会正会員。精神分析オフィス、兵動クリニック(福岡市)にて働く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 240ページ
  • 出版社: 新曜社 (2008/05)
  • ISBN-10: 4788511061
  • ISBN-13: 978-4788511064
  • 発売日: 2008/05
  • 商品の寸法: 19.4 x 13.4 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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5つ星のうち 4.0 摂食障害は「こころの病、生き方の問題、生涯かけて治す病気」, 2008/8/2
レビュー対象商品: 摂食障害というこころ―創られた悲劇/築かれた閉塞 (単行本)
「知ろうとしない」「開き直る」「嘘をつく」摂食障害の患者さんの「こころ」に焦点を当てて治療の必要性を説いている。この先生が主治医だったらかなわない、と思った。
 
 摂食障害の患者さんは、自分の周りの人やものを思い通りに支配しようとするという。体重や食べものに対するコントロールに成功して自己愛的なプライドが保たれている間は治療を拒否し、孤高の人だった患者さんが、過食になってコントロールがきかなくなると人が変わったように荒れて家族に反抗したり、治療者に助けを求めたりする。このときが「健康な自分」を取り戻すチャンスだという。「際限なく太ってしまうのではないか」という不安を治療者に訴える(助けを求める)という行為を通じて、他人との情緒的な繋がりを取り戻すのが治療の第一歩・・・。
 過食は悪いことではない。悲しみを感じなくするための行動や、やせを追求する行動をやめるのが課題、という著者の主張も客観的には納得できた。食べたものを出さないでしっかり受け止めることが、人間関係において湧き上がってくる感情を受け止めて「不安を抱えながら生きていく」姿勢に繋がるのだろう。
 ひとつだけ、著者が入院治療を奨励している点に疑問を感じた。摂食障害という疾患を理解している医療機関が日本にはほとんどないのが現状だから・・・。
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