「携帯彼氏」のラストシーンは、彼女版を観た男性が死亡するところで終わる。
当然、続編は作られて然るべきなのだろうが、やっぱり主演は川島海荷と朝倉あきで続けるべきだった。
前作の映像も回想形式で出てくるので、繋がりがあるからだ。
前回で一掃したはずの「携帯に棲むモノノケ」が、なぜまた現れるのか。
それも今回は女性版だ。男性向けには昔からこういうサービスが数多あるので(笑)、変に入り込むと法外な
請求が来たりする。
でも今回は金で済む問題ではなく、命を取られるのだから大変だ。おまけに赤外線通信で勝手に入り込んでくるから
始末が悪い(笑)。
本作の鈴木愛理と竹富聖花を観ていると、いかに川島&朝倉が芝居慣れしていたのかが良く分かる。
本編のふたりは「芝居のイロハ」が全く出来ていないのだ。
特に前作は予算もあったのだろう、オールアフレコというかつての日本映画方式だったから良かったが、今回は
ほぼ同時録音で撮られている。そうなると感情やセリフの表現力が非常に欠けていることもわかってしまう。
舌っ足らずの女優はたくさんいるが、ここまで聞き取りにくいのは鈴木愛里が初めてじゃなかろうか。
本作の扱いは「劇場公開作」じゃなく、ビデオスルーのようだが、それにしても「ピン」を張るのは厳しかった。
ライバルには手強いAKBもいるので、こういうチャンスは大事にした方がいい。
メイキングのクランクアップ映像で涙を流しているのが印象的だったが、次回作を待ちたい女優である。
特典映像にはメイキングとインタビューが収録されている。
いずれにせよ、前作よりもパワーダウンした印象は否めず、星は2つです。