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援助じゃアフリカは発展しない
 
 

援助じゃアフリカは発展しない [単行本]

ダンビサ・モヨ , 小浜 裕久
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,310 通常配送無料 詳細
o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o
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援助じゃアフリカは発展しない + 最底辺の10億人 最も貧しい国々のために本当になすべきことは何か?
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商品の説明

内容紹介

本書は劇薬である。

「援助は腐敗を助長させ、人々を貧困に陥れる。アフリカが貧しいのはまさに援助のせいだ」と
言い切る著者は、ザンビア出身、ハーバードで修士号、オックスフォードで博士号をとり、
世銀に2年、ゴールドマン・サックスで8年勤めた経験を持つ、女性エコノミスト。
「各国や国際機関がアフリカへの援助を、5年以内にやめる」というショック療法を提案するなど、
「アンチ・ボノ(U2)」としてマスコミで一躍注目を浴びる存在となり、
2009年5月発売のTIME誌では「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた。
筆者の説を肯定するかどうかはともかく、手っ取り早く欧米での援助の論争の内容を知りたいむきには
お勧めできる知的読み物。また近年アフリカでますます存在感を増してきた中国にもかなりのページを割いている。

内容(「BOOK」データベースより)

これまでの対アフリカ援助に関する議論のほとんどは、1世紀前のアフリカ大陸と同じように、当事者以外のところでなされてきた―議論は相変わらず植民地化されていたのだ。本書は、そのアフリカ問題について、当事者であるアフリカ人女性による、はじめての本格的論争の書である。

登録情報

  • 単行本: 258ページ
  • 出版社: 東洋経済新報社 (2010/7/30)
  • ISBN-10: 4492211888
  • ISBN-13: 978-4492211885
  • 発売日: 2010/7/30
  • 商品の寸法: 19 x 13.8 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 128,905位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
14 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By sbk
形式:単行本
アフリカ人著者による、援助を受ける側からの本格的な援助批判本です。

ODAなど援助の負の側面についてはすでに様々な指摘がありますが、
他の本で典型的に指摘するような、大規模インフラプロジェクトによる
「自然環境の破壊」「住民の生活環境の破壊」という視点とは
ポイントが異なります。
援助資金の大量流入が、汚職による政府のガバナンス能力低下や
民間投資意欲の減退、自国通貨高による物価上昇・輸出不振を招く、
という指摘には説得力があります。
その上で、単に援助額を増やせば問題は解決するという単純な提言を
している経済学者ジェフリー・サックスやミュージシャンのボノなど
を批判しています。

時間のない人は、本書xiiiページからの「序文」をまず読めば、
著者の議論の方向性が分かると思います。また、訳者あとがきに、
著者とサックス等との意見の違いが明確に整理されており、親切な
編集だと思います。

一方で、援助が果たした正の側面についての検討が少なく、
バランスの悪さも感じさせます。

著者は、アジア諸国は援助に頼らずに民間活力で発展を成し遂げたと
していますが、同時に日本をはじめとする諸外国からの大量の援助が
あったことも事実であり、アフリカが発展しなかった理由を援助の
負の側面にだけ求めるのは論理的ではないと思います。
「同じく大量の援助を受けたアジアとアフリカがなぜ一方では発展し、
もう一方では発展しなかったのか」というのが問われるべきではない
でしょうか。

また、著者は経済成長面で「アフリカがよくなる兆しが見え始めている」
(3ページ)、HIV/AIDS罹患率低下など「社会指標が顕著に改善している国
もある」(4ページ)と本書冒頭で指摘しているのに、これらの現象と援助の
効果との関連を議論しないのはアンフェアとの印象を受けます。

援助に代わる処方箋として、本書は債券市場の活用による資金導入、
中国からのインフラ投資・貿易の増加、マイクロファイナンス・国際送金の
活性化などを挙げています。そして、援助に頼ることを止めることで
汚職が減少するとも指摘しています。債券市場の活用というのは
投資銀行出身の著者ならではで、目新しさを感じさせます。

ただ、中国からの直接投資では中国から連れてこられた労働者が主な
担い手のため、アフリカ人の雇用が創出されていないこと、マイクロ
ファイナンスは他からの借金の返済に使われたり無謀な消費を誘発する
という批判に触れながらも、それに対して説得力のある反論を示せて
いないとも思いました。

この問題に興味のある方は、訳者あとがきでも紹介されている
ウィリアム・イースタリー「傲慢な援助」「エコノミスト 南の貧困と闘う」と
併せて読むことをお勧めします。
このレビューは参考になりましたか?
12 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Matt
形式:単行本|Amazonが確認した購入
すばらしい経歴を持った黒人女性エコノミストによって書かれた、アフリカ援助政策批判の書。世界中の国がミレニアム開発目標を宣言し、各国が協力して開発援助を行うことを定めた後においても、援助の是非については意見が分かれているが、本書の主張は題名からもわかるように、援助支持派のジェフリー・サックス氏らの意見とは異なり、反対派のウィリアム・イースタリー氏らの意見に近く、彼の意見をより具体的に掘り下げた感じである。
彼女があまりにも援助を批判し、突き放す感があるのは読んでいて決して心地よくは無いものの、かなりの部分で当たっているのではないかと感じる。アフリカを援助ではなく、自立へ、そして自由市場主義へと導こうとするその主張は、彼女がゴールドマン・サックスで働いていた感覚を反映しているのではないかと勘ぐってしまうが、本書で展開される開発政策の歴史的俯瞰とそれに続く力強い主張は読んで損は無いものと思う。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
援助によって、アフリカは後退している。

そんな衝撃的な事実を突きつける本書。
援助に関わる人だけでなく、何げなく募金などをしている人は必読。

内容に関しては、若干数字面で不安なところはあれど、
この提言自体にものすごい価値がある。

援助を継続的にする人にとってとても重要な視点を与えてくれる。
お金の流れが見えない援助はするべきではないと再認識させてくれるし、
見えている援助でも決して良いこととは限らない。

本当に援助を必要としている人はどこにいて、
それはどこからどこを通って提供されるべきか。

人は何を基準に援助をしていけばいいのか、
何を知って援助を継続すればいいのかが少しずつ見えてくると思います。

20世紀から21世紀に生きる人として、絶対に読んでおくべきと思います。
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一見すると本書は‘劇薬’である。... 続きを読む
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日本の援助業界人も読むべきでしょう
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投稿日: 20か月前 投稿者: 名無しさん
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