LESSON1:ストーリーを作ってみよう
LESSON2:コマ割りテクニック
LESSON3:背景を描く
という構成です。
勿論コマ割り重視の本なのですが、LESSON1は中々良い内容です。キャラ作りやストーリー展開についてが分かりやすいです。
どのLESSONにも共通していることですが、漫画ならではのテクニックが解説されています。数ページの短編漫画が載っており、項目ごとにその漫画が1〜2ページずつ解説されています(このページのコマ割りはこういう風に工夫をしている、といった事が載っています)。
LESSON2ではコマの形や効果、注意点等が解説されています。カメラアングルや距離感の出し方、臨場感の出し方、目線のやり方や光と影の使い方等も載っています。これらの技術を自分の物にできれば、見ているだけでも面白いコマ割りを描くことができるでしょう。
LESSON3では一〜三点透視法や分割&増殖等について解説されています。同じシーンの良い例と悪い例の絵が載っていて、なるほどと思わされます。LESSON3の後半は模範の一枚絵がジャンルごとにたくさん(38枚)載っていて、それぞれに解説と注意点が数行書かれています。その中には魔法都市や牢獄等の面白い物も複数あります。
なお、この本の最大の特徴である「描き込み式の練習帳」ですが、本作に登場した漫画の色を薄くした物が数十枚載っています。これをコピーして、その紙に実際に描き込んでみると、解説には書かれていない部分に気付くことができます。なぞって描くこと自体も楽しいのですが、読むだけでは気付かなかった新たな発見もあれば、技術も向上するわでかなり嬉しいですね。