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クイーンばりの(!?)論理操作――『探偵小説』シリーズ第2弾,
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レビュー対象商品: 探偵小説のためのヴァリエイション 「土剋水」 (講談社ノベルス) (単行本)
競技かるたタイトル戦が開催されていた住田温泉本館で、あかねの対戦相手・神角が、何者かに日本刀で喉をつかれるという傷害事件が起きる。 それと前後して女風呂では、あかねの友人の楓と、神角の恋人 の迫水が、頭を湯船に入れられ、溺死させられそうになっていた。 その頃、いつもの「発作」で記憶が飛んでいたあかねは、 気がつくと、ふたつの事件の容疑者にされていて……。 本作の解明パートでは、ひとつの仮定をもとに、細かく場合分けしながら論理 操作を行い、絶対に疑いえない公理を導き出す、という作業が繰り返されます。 そして、その過程で矛盾や齟齬が生じた場合は、仮定自体を 変更していくことで、一つひとつ選択肢を消去していくのです。 個人的には、襲われる直前までかるたの練習をしていたという神角が使っていたラジカセの CDが「むらさめのつ」まで読まれた段階で停止されていたこと、そして、楓が身につけていた はずのトパーズのペンダントが、二つに割れ、本体は脱衣籠に、破片は風呂場の窓枠に置か れていたこと、そうした二つの事実から、それぞれに展開されていくロジックが印象的でした。 ところで、作中において探偵役であるコモは、動機と物理トリックには興味がない、と 語ってますが、前作も本作も、むしろそれらに依存したつくりになっているといえます。 (実際、ものすごく古典的な小道具が使われていますw) また、被害者が誰も死んでいないため、検視が 行われない、というのも一つのポイントでしょう。 楓と迫水の呼気や吐いた湯は成分分析されても、血液検査までは 行われないという科学捜査の介入を制限する状況設定がうまいです。 個人的に、あらゆる可能性をしらみつぶしに検証していく本作は、好みではあるのですが、 犯人の意外性については、今ひとつです(かなり早い段階で、コモが直感的に真相を言い 当てています)。 そこは次作に期待、ですね。
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5つ星のうち 3.0
新々本格?,
キッズレビュー
レビュー対象商品: 探偵小説のためのヴァリエイション 「土剋水」 (講談社ノベルス) (単行本)
所属する推理小説研究会の課題作の為に読破したが、良く理解できない。作者は女性と思われる様子があるが、男性の様な気もする。表紙の図柄を家内が見て、何を読んでいるのかと疑った。古希を過ぎた探偵小説ファンには、読みたいとは思わない。
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