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探偵小説のためのインヴェンション 「金剋木」 (講談社ノベルス)
 
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探偵小説のためのインヴェンション 「金剋木」 (講談社ノベルス) [単行本]

古野 まほろ
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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キャンペーンおよび追加情報

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商品の説明

内容紹介

被害者が入れないクローズドサークル!!
少女陰陽師・コモ&カルタ少女・あかねの「新時代青春ミステリ」早くも第四弾が登場!

内容(「BOOK」データベースより)

あかねたちが迷い込んだ樹海の廃校―そこには月光のような兄妹たちが住んでいた。彼らを呪う伝染病とは?彼女らを嬲る諚とは?被害者の侵入をも拒む密室で、杭打たれた少女は永遠の眠りに沈み、血の饗宴は続く!ごめんコモ…あたし…穢されちゃった…。最期の口吻まで、あとちょっと…。

登録情報

  • 単行本: 288ページ
  • 出版社: 講談社 (2009/9/8)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061826697
  • ISBN-13: 978-4061826694
  • 発売日: 2009/9/8
  • 商品の寸法: 17.5 x 11 x 1.7 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 399,917位 (本のベストセラーを見る)
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By トップ500レビュアー
形式:単行本
あかねたちが迷い込んだ廃校は、人外の存在
である、吸血鬼たちが隔離された施設だった。

そこで起きる「密室殺人外」。

現場の周囲には、吸血鬼の侵入を拒む障害がある上、彼ら
にとっても弱点である凶器を、彼らが使用できる道理はない。

一方、あかねたち人間は、吸血鬼を滅する
方法を知らなかったし、そもそも動機がない。

真相究明にタイムリミットが設けられるなか、第二の事件が起き……。

本作は、吸血鬼を縛るローカル・ルールを前提にしており、そのルールは、解決篇
の前に、あかねが「宇輪山中学校産吸血鬼の特殊ルール」として、まとめています
(ただし、その時点で、あかねが知り得たことに限定されるというのがポイントです)。

第一の事件では、吸血鬼と人間、それぞれが単独では犯行を行えないため、
吸血鬼と人間の共犯、という可能性が浮上してきますが、たまたま知り合った
に過ぎない両グループのメンバー間に、共通の利害があるはずもありません。

そうした不可能状況を、「特殊ルール」にもとづき、いかに処理
したかが、本作最大の読みどころです(まさに意外な「共犯」w)。

ところで、本作のような特殊ルールにもとづくミステリでは、その運用に当たり、ある程度、
作者の恣意性が頭をもたげてくるのは仕方ないと思いますが、真相究明の手がかりとなる
ものは、明確な形で示してほしいところです(第一の事件における技術室の絵については、
もっと露骨に情報を提示してもよかったと思いますし、第二の事件では、吸血鬼のある習性
はともかく、それに関わる吸血鬼の弱点は知っていたあかねが、そのことを「特殊ルール」
に書かなかったのは、若干アンフェアでしょう)。

ともあれ、ミステリの趣向を、次々と貪欲に消化していっている本シリーズ。

次回は、どんな趣向でくるのか、今から楽しみです
(あと、今回なかった妄想やカルタ対決の復活も)。
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形式:単行本
探偵小説シリーズ第四段
今回シリーズ恒例の妄想とカルタを省いての登場
西澤保彦氏の作品にもみられた、超自然的な力を前提にしたうえでの推理小説で、読みごたえ十分ですが、
よく考えてみるとかなりブラックな作品でした
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By dh4189 VINE™ メンバー
形式:単行本
探偵小説シリーズの4作目。

これまでの3作と比べて、一番ミステリらしいミステリになっていると思う。過去の3作は、一応ミステリとしても読めるが、それに加えて、妖怪?(というか人外というか)が出てきて、それも踏まえて、もう一度解釈し直して、みたいなプロセスを辿ったり、少々くどい、或いは鬱陶しいくらいの印象があった。

それに対し、今作は「吸血鬼」という異常が物語に入ってくるけれども、その特殊性もルールの内と考えたミステリとして読めば、きちんとその中に収まる。その意味では、きちんと普通のミステリとなっている。

その他、主人公の妄想も前3作と比較すると、若干抑え気味という点も好印象。人によって見方は色々だと思うが、本筋に関係のないノイズは、あまり多すぎても邪魔なだけだと思うので、このくらいのバランスの方が良いと思う。
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