内容紹介
『容疑者Xの献身』の本格ミステリ大賞受賞をもって、第三の波は終わった。探偵小説を見守り続けた著者が叙述トリックに焦点をあて、「新本格」登場以降の探偵小説運動について語る!
内容(「BOOK」データベースより)
作者が文章的に仕掛けた、読者の認識の錯誤を利用し、読後の衝撃を大きくする、“叙述トリック”というテクニック。アガサ・クリスティー『アクロイド殺し』を筆頭に、探偵小説において何度となく使われてきたこのテクニックに焦点をあて、探偵小説における叙述トリックの必然性を描きだす。「本格ミステリ評論」を題材に行なった巽昌章、法月綸太郎との公開鼎談も収録した、十年にわたって雑誌連載し、三十回分ずつ単行本化されてきた評論の掉尾を飾る一冊。