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探偵・日暮旅人の失くし物 (メディアワークス文庫)
 
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探偵・日暮旅人の失くし物 (メディアワークス文庫) [文庫]

山口 幸三郎
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 641 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

探偵・日暮旅人には不思議な力がある。音、匂い、味、感触、温度、重さ、痛み―。これら目に見えないモノを、“視る”ことができるのだ。その力を使い、旅人は『探し物探偵事務所』を営んでいる。そんな特異体質を持つ旅人のことが気になる保育士の山川陽子は、旅人と彼の娘・百代灯衣の生活をサポートしようと、相変わらず探偵事務所に通う日々を送っていた。そんな時、旅人のもとに、ある料理の“隠し味”を探してほしいという依頼が舞い込んで―?シリーズ第2弾。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

山口 幸三郎
1983年5月生まれ。福岡県在住。第15回電撃小説大賞・選考委員奨励賞を受賞。翌年、受賞作『神のまにまに』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 302ページ
  • 出版社: アスキーメディアワークス (2011/1/25)
  • ISBN-10: 4048702793
  • ISBN-13: 978-4048702799
  • 発売日: 2011/1/25
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.8 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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By くまくま トップ1000レビュアー
 視覚以外の五感を失った代わりに、その感覚を視覚で把握できる能力に目覚めている日暮旅人と、彼に関わる人々を描く物語。連作短編になっており、今回は「老舗の味」「死体の行方」「母の顔」「罪の匂い」を収録している。1本目と3本目は前巻の雰囲気に近いけれど、2本目と4本目は少し暴力の香りがする。
 老舗の味は街の小さな洋食屋に関わる、母の顔はシングルマザーに関わる、親と子の物語という共通点がある。また、死体の行方と罪の匂いには、友人同士の関係という共通点があると思う。こう考えると、人と人の関係がテーマと言えるかもしれない。

 旅人が彼の持つ能力を使って、物事の善悪・大きさにかかわらず解決していく過程で、彼が過去に出会った、五感を失くした事件にかかわる事実が少しずつ浮かび上がって来るという構成になっている。
 前巻よりアクションが多くなった印象があるので、前巻の雰囲気が特に好きだった人には少し違和感があるかもしれない。しかし、旅人が被害にあった事件に元々バイオレンスの要素がある様なので、今回の雰囲気がこの物語のデフォルトなのかもしれない。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
探偵・日暮旅人シリーズ第2弾です。

まず、前巻「〜探し物」を読んでいないと消化不良になるので、
未読の方はそちらからどうぞ。

さて、「〜失くし物」ですが、
前巻が旅人たち主要な登場人物の紹介編だったのに対し、
今巻はそこから旅人・灯衣・雪路らの背景に少し分け入っています。
特に、旅人がどのようにして四つの感覚を失うにいたったのか?
という点に触れている巻でもあり、見過ごせません。
そして、その事件の背後にはより大きな事件の匂い…。

偶然にも、作中に起こったある事件のおかげで、
旅人の中では彼の目的へ大きく前進しました。
それが今後の物語の重要な部分になることは間違いないでしょうが、
旅人以外の人物たちも一筋縄ではいかない過去があるようで、
彼らの今後にも注目です。

各人それぞれの意外な一面にも出会え、
色んな意味で目が離せない一冊です。
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