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探偵はバーにいる (ハヤカワ文庫JA)
 
 

探偵はバーにいる (ハヤカワ文庫JA) [文庫]

東 直己
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (29件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

札幌の歓楽街ススキノで便利屋をなりわいにする「俺」は、いつものようにバーの扉をあけたが…今夜待っていたのは大学の後輩。同棲している彼女が戻ってこないという。どうせ大したことあるまいと思いながら引き受けた相談事は、いつのまにか怪しげな殺人事件に発展して…ヤクザに脅されても見栄をはり、女に騙されても愛想は忘れない。真相を求め「俺」は街を走り回る。面白さがクセになる新感覚ハードボイルド登場。

登録情報

  • 文庫: 394ページ
  • 出版社: 早川書房 (1995/08)
  • ISBN-10: 4150305218
  • ISBN-13: 978-4150305215
  • 発売日: 1995/08
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (29件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
普通に面白い 2011/10/6
形式:文庫
ススキノを中心とする便利屋を
主人公<俺>としているけど、
ヤクザを軽蔑するフリーのヤクザのような立ち位置は、
小説とは言え浮世離れしている気がする。
本格ハードボイルドよりは、
文体が柔らかめで読みやすいかも。
ハードボイルドを読みつけない人にとっては、
ややクドイと感じる言い回しなどもあり、
一長一短だと思います。
ストーリーは普通に面白かったです。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
この文体は読者を択ぶ。私には読みづらかった。例えば、何気ない会話の中に伏線が織り込まれているかと思いきや、単に冗長なだけで終わっていたり、会話文で誰が喋っているのか判りづらかったり、このスタイルを受け入れるには相当人間が出来ていなくてはならない。

細かい点で気になるのは、冒頭でバーに入った探偵が、バーテンから直ぐにおしぼりを差し出されるのだが、短い会話の後、バーテンは探偵と馴染みなので探偵のピース缶や胃腸薬を出す時、再びおしぼりをカウンターに置く描写があり、これが判らない。こんなにおしぼりを出すバーがあるのだろうか? 

話の入り口だったので些細な事だが気になり、以後、色々と注視する対象が増えてくるのだが、中盤でデートクラブの女モンローを重要な場面で偶然見かけるが、この女の存在を探偵は既に知っているという認識があり、それなら、探偵のそれまでの捜索の過程でモンローを探すのが筋だろう。探偵はデートクラブがキーポイントだと思うフシがあったのだから。

被害者の美しい恋人に対しても次の展開を期待させておいて結局何もないので、アバウト過ぎやしないか。ハーフ?・ボイルドを狙っているのは判り、さりげなく書いているように見せてよく練られているところは感心するのだが、最後まで感情移入が出来なかったので、探偵の思い入れに共振される事はなかった。

せめてプロットが良ければ共鳴もするのだが、ありきたりの風俗小説でミステリーですらなかったのが弱い。唯一共感出来たのは、ラスト辺り、麗子が探偵に云う科白、「あんたみたいな、人をバカにするタイプの人間、たくさん知ってるよ。見てなさい、今に大怪我するから」。そうなんだ。当にそういうタイプ。自分の事をよく知っているではないか。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 樽井 トップ500レビュアー
形式:文庫
 大泉洋主演・競演に小雪と松田龍平を配した映画「探偵はBARにいる」がとても面白かったので、原作シリーズにあたる<ススキノ>探偵のシリーズ第一作「探偵はバーにいる」を読んでみました。
 先に映画を見てしまったので、イメージが違いすぎるとどうかなと思って読み始めたのですが、原作のほうがより破滅的で自堕落ではあるものの、読めば読むほど大泉洋のキャスティングはあっていたんじゃないのかというくらい、頭の中で大泉洋に変換してストーリーを映像で追う事ができました。
 ストーリーはいたってオーソドックスな探偵もので、常連のバー<ケラー オオハタ>にいる彼のもとに、大学の後輩が彼女探しを依頼するところから始まる殺人事件の謎解きものでした。ヤクザに、デートクラブ、娼婦、ヒモ、クズ、酔っぱらいたち、と昔懐かしのハードボイルドものに出てくる道具立ては全てそろっており、安心して楽しむ事ができます。かなり辛口のレビューをされる方も多いですが、依頼内容からしたらこれくらいの雰囲気のほうがそれらしい舞台立てな気がします。
 また、主人公がかなりのアル中具合で往年のミステリーファンならロバート・ブロックのマッド・スカダーものを彷彿とさせるシーンもあれば、けっこう殴られて気絶させられたりしながら事件解決にひたすら邁進するレイモンド・チャンドラーのフィリップ・マーロウの愚直さと感傷癖を思い出すかも知れません。
 まぁ、そういうタイプの小説ということです。
 でも、単なるそういう流れの亜流の出来ということはなく、ススキノというアジア北部で最大の歓楽街であるところの土地をうまく利用して雰囲気とオリジナリティを出しているし、作品もハードボイルドでありつつも後半は結構ツイストがいくつもありプロットもすごく練られています。また時代風俗をかなり正確に再現しているようで、読むとあの時代あたりだなとぴたっと自分の記憶にある歴史とはまるので、読んでいて妙なノスタルジーを感じたりもしましたし、個人的にはもうちょっと評価していもいいんではないかなという作品です。
 ですので、ちょっとシリーズで追いかけてみようかと思います。

 ちなみに、主人公が読む飲むカクテル「ラスティネイル」はスコッチウィスキーとドランブイ(ドンブイと表記する人もいるようです)というリキュールを混ぜたカクテルで、B&Bやフレンチコネクションのような甘さと強さをあわせもったカクテルが好きな人なら美味しいカクテルだと思います。先日、いきつけのバーで作ってもらったんですが、美味しかったです。
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はまった。
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投稿日: 1か月前 投稿者: うねり
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重すぎないハードボイルドで、自分にはちょうどいいのないかな。
主人公の「俺」酒をいつでもあおっている。... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: 青葉
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中盤からの展開とリズムがよかった
たぶん25〜30年ぐらい前の設定。
最初の方は正直読むのがだるかった。
私も映画を観て面白かったので読んでみようと... 続きを読む
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主人公と思考をシンクロさせて一緒にススキノを歩いた
映画の公開がきっかけで本書を手にとりました。シリーズ第一作なので舞台は90年代前半ころのススキノ、なので作中に携帯電話が登場しない点がノスタルジーを感じさせます。... 続きを読む
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ローカル小説
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