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排除の空気に唾を吐け (講談社現代新書)
 
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排除の空気に唾を吐け (講談社現代新書) [新書]

雨宮 処凛
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 756 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

急速に進む「派遣切り」、餓死、無差別殺人など、事件・犯罪の背後に潜む「社会の病」は深刻化している。 しかし、社会的弱者の連帯の絆は強まりつつある。日本中の悩める人よ、孤立するな!

内容(「BOOK」データベースより)

事件・犯罪の背景には「社会の病」がある。

登録情報

  • 新書: 200ページ
  • 出版社: 講談社 (2009/3/19)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062879832
  • ISBN-13: 978-4062879835
  • 発売日: 2009/3/19
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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19 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 紫陽花 VINE™ メンバー
形式:新書|Amazonが確認した購入
プロレカリアートという造語で知られる知られる著者が「排除」をキーワードに、派遣社員やシングルマザーを初めとする社会の弱者の窮状を怒りを込めて訴えた本。自身の現場ルポが少なく、他者の著書や新聞記事の引用を中心に纏めているので、著者の憤りが素直に伝わって来ない恨みがある。また、同じ文章が何回も出て来る等、推敲が不充分な感じを受ける。

そして、ある事例を採り上げては、社会・企業・地域社会から弱者が「排除」されていると繰り返し訴えるだけで、構成力の乏しさを感じた。「排除」の実例では、確かに著者の意見に頷ける点もあるのだが、本書の欠点は処方箋が書かれていない事にある。著者の憤りが妥当だとしても、「それでは、どうしたら良いか」と言う点が具体的に書かれていないので、どういう社会を我々が築いて行くべきか不明である。本当に困った方が、どういう対応を取ったら良いかも散発的にしか書かれていない。

また、著者の論旨が少しオカシイと思うのは、例えば「派遣切り」において、企業が派遣社員を「排除」していると言って痛罵するが、企業全般を否定している訳ではなく、その救済を企業に求めているように思える点である。企業に「唾を吐く」なら、いっその事、企業(あるいは資本主義社会)を全否定した方が筋が通るのではないか。私には、著者が企業・政府等を都合良く「排除」しているように見えた。「排除vs排除」の不毛の構図である。

社会的弱者に焦点を当てて、"社会の空気"を糾弾するという姿勢は第一弾としては良いと思うが、是非、処方箋に比重を置いた続編を書いて欲しいと思った。
このレビューは参考になりましたか?
10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 九月
形式:新書
湯浅誠氏の著書『貧困襲来』から「五重の排除」という概念が紹介される。
教育課程からの排除、企業福祉からの排除、家族福祉からの排除、
公的福祉からの排除、自分自身からの排除。
この貧困への因子は、自殺にも通じると著者はいい、
貧困と、それを理由のひとつとして自殺や犯罪へ走る人々の紹介を行っています。

劣悪な条件で働く派遣労働者、
生活保護を打ち切られ餓死した人。
著者はきわめて彼らに共感的で、
彼らがそのような状況にあるのは上記の「五重の排除」のような原因によるものであり
彼ら自身のみに原因を求めて、解決する問題ではないと説きます。
それと同時に、人を無慈悲に切り捨てる企業や
人を救わない社会システムへの怒りが、強く述べられています。

そんな中、異彩をはなっているのは第8章「民営化された戦争」で紹介される
派遣業務としてイラクで「料理人」として働いた安田順平さんの談話の紹介。
戦争へ人を派遣するということすら、コストカットのために出稼ぎ労働者で補うという
ぞっとするような資本主義が進行しつつある現状が描かれています。

資本主義社会における社会のあり方を考えさせられる本でした。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
10年という時間をはさんで起きた二つの事件を比較して見える類似性・共通性、そして2008年に「不況」をはっきり認識した世間の評価の違いが興味深い。

全国各地に広まった弱者による活動の中でも注目すべきは、KY(くまもと よわいもの)メーデーである。いわゆる「メンヘラー」のものであり、自分を責め続けてきた彼らが、とうとう外へエネルギーを向けた、重要なイベントだ。

「戦争の民営化」をイラクの内側から見た、ジャーナリスト安田順平さんとの対談あり.
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