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11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
二酸化炭素を吐き出して、あの国が排出権を売ってるよ,
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レビュー対象商品: 排出権取引とは何か (PHPビジネス新書) (新書)
京都議定書に基づく排出権取引について、その枠組みを平易に説明するとともに、その問題点を多数指摘している。 (1)京都議定書がEUに圧倒的有利な内容になっていること。 ・EUについては、削減義務が(国別ではなく)EU全体にのみ課せられている。 ・基準年がベルリンの壁が崩れた直後の1990年となっており、エネルギー効率の 低い東欧諸国が加えれば、削減目標は簡単に達成できる。 (2)地球を汚す権利の取引の売買が認められたこと。 ・現在、排出権の最大の買い手はイギリスであり投機目的であることは明らか。 ・排出権の先渡し契約には数多くのリスクがある。 (3)世界最大のCO2排出大国である中国が、最大の排出権の売り手であること。 ・CDM(クリーン・ディベロプメント・メカニズム)等のODAで得た排出権を 売却することにより、中国は世界の排出権輸出量の49%を占めている。 なお、中国産の排出権は他国より安いとのこと。(笑) =>日本は中国にODAをさせて頂き、その排出権を買わせて頂くとうという 奇妙な構造ができている。嗚呼。 その他にも、多くの問題点の指摘あり。 厳しい問題意識を持って読めば、良著であることが必ずおわかり頂けると思います。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
基本的な知識をえるには良書,
By クラウディオ (Japon) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 排出権取引とは何か (PHPビジネス新書) (新書)
VERとかJ-VERとかよくわからない用語の背景がよくつかめてよいと思う。読むうえでの注意は執筆時点でアメリカの京都議定書の復帰はかなりの確度で予想されている旨の記述があるが、オバマさんをもっても実現しなかった現状でしょうか。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
初心者にも分かりやすい!,
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レビュー対象商品: 排出権取引とは何か (PHPビジネス新書) (新書)
本書は、最近話題の排出権取引のさまざまなトピック、問題点について説明している。丁寧な文章で平易に解説してあり、ページ数も専門書ほど多くないので軽く読めた上に、著者の金融の専門家としての視点からの鋭い問題提起などもあった。 初学者でもサクッと読める内容となっていた。(当方、初学者ではないが・・笑) 難点を言えば、本書は、排出権取引について決して体系的にまとまっているとは言い難く、読み通せばこのテーマの全体像が理解できる、といったものではない。これから本気で学ぼうという人(研究/仕事)にとってのエントリー本としては、これに勝る類書がある。(レビュー済み) まあ、全体として、ストーリーの面白さ、平易さなど、良書といえる要素を多く含んでいると思う。
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