編著者の1人,鈴木克明先生の前作「
教材設計マニュアル―独学を支援するために」も素晴らしい本でしたが,本著「授業設計マニュアル」は前作を上回る「熱い」本です.この本の想定読者は教職課程を履修する学生と学校現場の先生方ですが,これらの方々は必ず読むべき本だと強くオススメします.
この本の特長は,インストラクショナルデザインの理論を実践的に組み合わせた明確な方法論を示している点,その方法論に沿って実際に教材開発を行う上で重要なコツを体系的に整理している点です.一読したあと,さっそく私はこの本にしたがって教材開発を開始したのですが,開発している最中につっかえてしまったときに再度該当部分を丹念に読みなおすと突破口となるヒントが随所にちりばめられていることに気づきました.おかげで,今のところ順調に教材を開発し続けることができています.実践しながら何度読みなおしても新たな発見のあるタイプの本ではないでしょうか.教科書とはこのようにあるべきですね.