2008年、日本動物愛護協会・群馬支部長、石井文子さんの著書です。
この本は、著者の群馬県での実話が、短編16話という形で記載されています。
まず、初めに書いておきますが。。。
2005年国勢調査等の数字からすると、登録犬数・145,985匹、世帯数・725,744世帯ということで、
登録されている犬だけでも、5軒に1軒が犬を飼っていることになります。母体数が多いということは、留意してください。
なぜ、こんなことを先に書いたのか?というと、キツイ話が多いからです。
小屋に入れっぱなし、日なたに置きざらし、病気になったから捨てられた、ポリ袋に入れられ生ゴミとして捨てられた、
両方の後ろ足を切断されて捨てられた、首から下は土に埋められていた。。。
他レビューにもありますが、原因は、人間にあります。
弱い立場に対する態度という点では、神戸市須磨区の事件と本質的に共通していませんか?
極端な場合は、逮捕して、精神鑑定してあげたほうが、その人にとってもいいのではないでしょうか?
著者及びその団体をはじめ、全国各地の愛護団体や愛護家の方々が、捨てられた犬・猫、殺処分寸前の犬・猫を助ける活動をされています。
このような方々には、ホントに頭が下がる思いをしますし、各サイトのブログなどには、良いお話・感動的なお話もあります。
しかしながら、美談で終わらせるわけにはいきません。あくまで、現実です。
救うだけでは不十分、問題を起こす人間に対処する必要性があると、痛感させられます。
可哀想な動物たちを生み出すのは、人間です。
そして、そのような人たちに対処するのも、人間しかいません。
実行性のある法整備を、強く望みます。
また、未然に防ぐための啓蒙活動は、非常に重要なことだと思います。
日本人の識字率が高いのは、義務教育のおかげです。
「命の授業」を、是非、義務教育課程に盛り込んでいただきたいです。