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捜査指揮―判断と決断
 
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捜査指揮―判断と決断 [単行本]

岡田 薫 , 寺尾 正大
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

警察官の基本は、いざという時に頼りになること。捜査指揮官に
とって重要な資質は的確な判断力と決断力。
簡単な事件や推理小説ならば必ず犯人に到達するが、現実におきる難しい事件で
あれば解決できる指揮官とできない指揮官とがでる。それどころか指揮官によっ
ては、とんでもない人権侵害を引き起こすことすらある。
このようなことは刑事の世界だけでなく、一般の社会、特に人を動かす仕事をし
ている人たちにも当てはまることが多い。
では的確な判断力を身につけ、タイムリーな決断を下すにはどうすればよいの
か。質の良い経験を積み、現場と現場の資料を見て、徹底的に考え続ける以外に
ない。
本書は、70件にも及ぶ現実の事件を素材として、二人の刑事警察最高幹部経験者
が「刑事捜査の形」を示したものである。涙なしには読めない話、手に汗握るエ
ピソード、貴重な失敗談が次々に語られる。
そして、マスメディアとの対応、反社会的勢力との闘いかたにも話は及ぶ。
警察関係者のみならず一般市民や公務員にとっても「本物の捜査」を知るうえで
大変興味深い。またリーダー論としても有用である。

内容(「BOOK」データベースより)

刑事警察の真の姿がここにある。警察庁キャリアと伝説の捜査一課長の画期的コラボレーション。

登録情報

  • 単行本: 287ページ
  • 出版社: 東京法令出版 (2007/04)
  • ISBN-10: 4809011453
  • ISBN-13: 978-4809011450
  • 発売日: 2007/04
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.6 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 194,235位 (本のベストセラーを見る)
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14 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
前半(主に第一編)は現在の警察への叱咤激励、後半(主に第二編)は警察のみならずビジネスマンらも活用できる事例・教訓・名言集、といった体系である。

「『任意か強制か』なんか、お前にとやかくいわれる筋合いはない!」(P46)、「人をぶん殴ってけがをさせておいて、民事もへったくれもあるか!」(P47)、「裁判官は、『疑わしきは被告人の利益に』だから無罪にする。他方、警察官は、疑わしきは疑わしいから捜査するのである。」(P56)などの記述は、「民事不介入」の誤った呪縛にかかった警察官の執行力低下が叫ばれている中での、後輩警察官への強烈なエールといったところであろうか。同時に、「何のために法を学ぶのか」等の中で、中途半端な法律の勉強・解釈を戒めている。

本書中の言葉では、「幹部に必要とされる大事な資質は『判断力』だと思っている。『事の軽重の判断、緩急の判断力』である」「犯人を捜すより犯人を知り得る人を捜す」「決断とは『捨てることなり』」「私心を捨てる。その前に野心を持つ」「(判断力と決断力を身に付けるためには)質の良い経験を積む」などが印象に残る。いずれも、活字で読めば当たり前のことと思えることかもしれないが、捜査の現場で指揮を執ってきた岡田氏、寺尾氏の言葉だけに真実味・説得力が増す。

警察・捜査もの(小説・ノンフィクション)のファンら警察についてより深く知りたい人には、特におすすめ。そうではないビジネスマン(特に経営者や幹部クラス)は、第二編だけでも一読の価値がある。
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12 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
常に高所に立って全体を見渡す必要のある指揮官は孤独であり、一般人では味わうことのない緊張感・緊迫感の中で指揮を執っていることが伝わってくる。

膨大な資料の中から「ホンモノ」を見極めるにはどうしたらよいのか、センス・経験・努力など挙げられているが、警視庁捜査一課長経験者の発言には重みが感じられる。

著者の岡田氏は、「民事と刑事の狭間(誤った民事不介入)」「令状請求の却下はノープロブレム」など、キャリア経験者とは思えないほど踏み込んだ事項に言及しており、キャリアが執筆した他の同種の本と一線を画している。

本書は、世に出回っている暴露本ではない。そして、組織批判の本でもない。「あとがき」にもあるとおり、後輩警察官へのエールのほか、裁判員制度を控え、一般の人々にも「本物の捜査」を感じて欲しいと、というのがまさに執筆の趣旨であろう。

巻頭にある訓示の引用など、官僚経験者ならでは堅い記述は若干気にはなるが、判断力と決断力を磨く必要のある官公庁の職員だけでなく、民間企業の管理職(やその候補)にも参考になりうる好著といえる。
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12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By yocchan
形式:単行本
題名の通り、警察の捜査における指揮のありかたを書いた本です。

大げさな脚色もなくテレビドラマみたいに劇的でもなく淡々と書かれているところがリアルです。

推理小説のような落ちを期待すると面白くないかもしれません。でも本物の捜査を覗いてみたい人にはおすすめです。
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