日本国内初のシンクタンク「野村総合研究所」を対象にした本であるということで読んでみました。かつてのシンクタンク時代のカルチャー、DNAが長い年月を超えた現在でも継承されており、新しいことへの「挑戦」である自主研究ができる土壌が存在していることは、業界の中でも大変貴重であると感じました。かつて花形産業であった情報産業業界は、テクノロジーの夢が現実になった今日、「挑戦」する業界ではなく、労働集約産業業界である面が大きく取り上げられております。書籍は、情報産業業界でソリューションベンダ「野村総合研究所」としてのコンサルティングとソリューションを「顧客・技術・人の挑戦」という視点で捉えており、「挑戦」し続ける企業の存在と情報産業業界が依然「挑戦」する対象であることを再認識させてくれた一冊であります。