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15 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
なぜ指輪をつけているんですか?,
By 淳 - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 指輪の文化史 (単行本)
今や老若男女問わず、指輪を日常的アクセサリーとして身に付けている私たち。でも「指輪という存在がいつから始まり、どんな意味を持っているのか?」と、立ち止まって考えた人はどれくらいいるのでしょうか?私もこの本に出会うまではその一人でした。そして初めて知った指輪の意味、それは、昔、西洋人にとっては指輪はただのアクセサリーではなかった…。あらゆる契約の証であり、時に武器でもあった不思議なシンボル。存在意義があまりにも大きいことに気づくと、自分が何気なく身に付けていることが、逆に不思議に思えてきます。さらに指輪をとりまく歴史を知りたい!と切に思わされる、魅力的な内容です。
12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
多様な指輪がわかる,
By
レビュー対象商品: 指輪の文化史 (白水uブックス) (単行本)
本の内容としては、少し前から興味を持っていたのだが、ハードカバーで高かったので、様子をみていた。すると、新書化である。即、購入してみた。 日本と西洋を比較、とあるが、日本ではおもしろいほど装身具がすたれていた ので、西洋中心の記述である。印章としての指輪や、針が仕込まれている毒殺 用の指輪などがあることは、百科事典で調べて知っていたが、このように、西 巻末には、指輪の出てくる物語をちょっとしたアンソロジー的にまとめてある。
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
西洋ではなぜ指輪が使われているのか,
By
レビュー対象商品: 指輪の文化史 (白水uブックス) (単行本)
1999年に出た単行本の新書化。西洋は指輪の文化と言える。女性だけでなく男性も身につけるし、用途もさまざまだ。婚約・結婚指輪、装身具、契約の際のはんこ代わり、薬入れなどなど、数え上げればきりがないほどだ。一方で、日本には指輪文化が存在しなかった。古代には散見されたものが奈良期には消失し、明治期に輸入されるまでは、まったく使われていなかった。この差異は何によるものなのか。 著者は西洋の指輪文化を、古代から現代に到るまで洗い直すことで、この問いに答えようとしている。その課程で露わになる多様な指輪の用いられ方。紹介の域を出ていないのが残念だが、なかなか面白かった。 そして終章で語られる結論。牧畜文化と農耕文化の違いが、指輪の有無に結び付けられる。しかし、この結論には首肯できなかった。あまりにも大雑把だし、前提そのものが誤っているように思う。ただ、この問題に関しては『謎解き-アクセサリーが消えた日本史』(光文社新書)で、さらに突っ込んで論じられているらしいので、読み進めてみたい。
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