この本の特徴
・eやlogなどがその生い立ちからちゃんと書いてある。
・「指数対数」と銘打ってあるが、本の半分は高校数学より上のレベル(eとかeを底にしたlogの意味と使い方)の解説に当ててある。
・計算練習などはなく、eやlogの意味、機能、それらを使った公式の意味、機能、なんでそれが必要なのか、なんでその様な公式に成るのかが書かれている。
・公式の証明において、証明の過程が言葉と数式の両方で書かれている。
私への効用(時系列)
・大学時代は文系中の文系(法学部。not経済)でした。
・統計や数学を使うレベルの経済学をやらなくてはならなくなり、統計学の入門書なども読んでみましたが、eやlogの関数の微分が出てくると「なんのことやら・・・」。
・マセマなども借りてきて読みましたが、公式の暗記中心(大学生が単位を取るための本なので)だったのでイマイチでした。
・とはいえ、判らないなりにもジョンハルをよんでブラックショールズまで何とか追いかけましたが、判然としませんでした。
・そのうち「数学ってこういうもんかね」と思うようになっていましたが、今一度意味的なものを追いかけてみたくなり書店の棚を引っ掻き回して本書を購入。
・意外とわかってびっくり。
・その後各種教科書を読んで納得。
という流れでした。
大学で正規の数学教育を受けていない人間には丁度良い本だと思います。