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指揮官の決断―八甲田山死の雪中行軍に学ぶ極限のリーダーシップ
 
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指揮官の決断―八甲田山死の雪中行軍に学ぶ極限のリーダーシップ [単行本]

山下 康博
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

明治三十五年一月、青森隊と弘前隊の二つの部隊はそれぞれ逆コースをとって八甲田山雪中行軍に挑んだ。青森隊二百十名はほぼ全滅という未曾有の遭難に見舞われ、一方の弘前隊三十八名はみごとに八甲田山踏破をやり遂げた。二つの行軍隊を企業に見立てれば、青森隊は安定を誇る伝統の大企業、弘前隊は新進の中小企業である。二つの企業はともに空前の「大寒気団」という危機に見舞われながら、なぜこうも大きく運命の明暗を分けてしまったのだろうか。

内容(「MARC」データベースより)

210名のうち、たった11名しか生き残れなかった「雪中、死の行軍」。日露戦争を目前にした皇軍の過酷な訓練が齎した悲劇。八甲田山雪中行軍の史実をもとに、危機管理・リーダーシップを学ぶ。

登録情報

  • 単行本: 271ページ
  • 出版社: 樂書舘 (2005/11)
  • ISBN-10: 4806123366
  • ISBN-13: 978-4806123361
  • 発売日: 2005/11
  • 商品の寸法: 19 x 13.4 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 496,611位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
16 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
案の定ですね 2008/1/28
By TOSHIBO
形式:単行本
この本が出た頃「前作(天に勝つべし)以来かなり史実を研究したらしい」という噂を耳にしました。
ところがドッコイ!
相変らず史実と想像の混同・・・
edupatさんのコメントが全てでしょうね。

新田小説と映画の影響で両大尉が簡単に比較されてしまっている。
そして単純に「リーダーはこうあるべき」と言う論者が出てきたのも亦事実。
こういうリーダー論モノには史実は絡めずに割り切って捉えるしかないと思われます(溜息)

「もしも福島大尉が210名を率いて23日に青森から出発していたら全員の無事は考え難い」と地元の研究者も語ってます。(理由は人災ではなく飽くまでも天災)

筆者は福島大尉を畏敬崇拝している様だが、なぜ嚮導人に口止めしたり、実家に保管された資料を封印したのかをも研究し、その意味を正確に捉えて頂きたい。
案内人を雇い、充分な装備で八甲田に行けば「必ず成功する」ものじゃない事が判るはず。

そして死人に鞭を打つ発言をやめ、史実探求には触れず、大人しくリーダー像だけ論じて頂きたいものである。
このリーダー論をきっかけに八甲田雪中行軍遭難事件に初めて触れる方々の混乱も危惧されます。

八甲田山麓には未だ凍死者の御霊が彷徨っているそうです。
その原因は自分等の上官が意図も簡単に無能呼ばわりされているが為に成仏できないからじゃないでしょうか・・・?
このレビューは参考になりましたか?
20 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By edupat
形式:単行本|Amazonが確認した購入
 明示35年にあった、八甲田山の陸軍雪中行軍遭難事件に関する本。
あまり良い評価は出来ない本で、遭難事件のあらましを知るなら新田次郎の本の方が読みやすいだろう。

 理由は大きく以下の3点
1.事実調べを行った上で執筆したとあるが、どこまでが事実でどこからが作者の想像なのか曖昧に記述されている。
2.リーダーのあり方を考察するに当って、その前提となる青森隊・弘前隊の置かれた環境の違いが全く無視されている。
3.「行軍隊幹部の中に指揮権をめぐる意志の相違があった」とする一方で「指揮系統の乱れは無かった」という主張するなど論旨に一貫性がない。

 全体的に、青森隊の山口大隊長および青森五連隊、第四旅団、第八師団の責任を回避するように記述がなされている。つまり、この大きな問題を福島大尉、神成大尉のリーダーシップスタイルの違いに矮小化している。とするなら、筆者は青森隊の責任者が福島大尉であれば行軍は成功したと主張するのであろうか。ぜひ聞いてみたいところである。

 そしてこの問題の責任・原因がどこにあったのか、筆者の見解が曖昧に終始していることが本書の最大の欠点である。
 誰しも自らの最善を尽くす、それでも物事が上手く行かない場合に問われるのが責任である。その責任を明確にし今後の行動に役立つ教訓を得るのである。およそ責任の所在を明確にしない姿勢から書かれた本書から、「必死で頑張ればそれでよいのだ」といった精神論以外には何の学びも得られないと言える。
このレビューは参考になりましたか?
20 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
年始に購入し一気読みでした。

極限の状態で正しい指揮判断が取れるのは、やはり平素からの心がけ、準備が必要であると再認識させられた。福島泰蔵氏の生き様からブレークスルーのヒントが掴めるはずだ。

八甲田山の雪中行軍の中隊員が一人一人倒れていく様子に胸がかきむしられる思いがした。

雪山でのサバイバル術も学べる。
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