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指づかい (幻冬舎アウトロー文庫)
 
 

指づかい (幻冬舎アウトロー文庫) [文庫]

うかみ 綾乃
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

打ち寄せる快楽の苛烈さに、灯子は全身をよじらせ身悶えた。彼女が愛するカメオを彫る岳生の繊細な指は、溢れだす愛液を絡め取りながら、激烈な快感を刻み込んでくる。「欲しい…」。喘ぎながら訴えた。「まだだよ。もっと灯子の肉体を苛めたい」。カメオ職人の瀬能岳生と、彼に惹き寄せられた女たちの、切なくて狂おしい情交を描く長篇官能小説。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

うかみ 綾乃
奈良県生まれ。作家、ミュージシャン。1996年のデビュー以来、日本各地のライブハウス、サロン等で過激なパフォーマンスを展開。現在は気鋭の女流官能作家として高い注目を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 309ページ
  • 出版社: 幻冬舎 (2011/2/9)
  • ISBN-10: 4344416368
  • ISBN-13: 978-4344416369
  • 発売日: 2011/2/9
  • 商品の寸法: 15 x 10.2 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
10 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By matz
どんなに技巧的でも、どんなに刺激的でも、愛しい相手とのセックスに勝る快感はない。
だからこそ男も女も、愛しく思える相手を求めて彷徨うのかもしれない。
けれども支配欲や所有欲に惑わされると、より多くの相手と交わることが目的化してしまう。
そしてコンプレックスが歪むと、いかに一般的評価が高いか、なんてことで相手を選んでしまう。

瀬能は、意図せずに多くの女性を愛おしく思える男。
それは「能力」と言っていいのかもしれないと思った。
相手に幸福感を味わわせる能力。
執着心もなければ、他人の眼も気にならない。
目の前の可愛い女に、できるだけのことをしてあげたい。
ここに登場する、愛しい相手に抱かれることを心の底から願っている女たちは、その愛情の前にすべてを曝け出し、歓びに身を捩る。
性別的にも、嗜好的にも、受け身の愛情がもたらす官能を知らない俺には、想像も及ばない。
ただ知っているのは、お互いに愛おしく感じる相手との貪るようなセックス。
その目眩めく陶酔感。
だが、それも女性の何十分の一なのかと思うと、この小説の良き読者は女性なのかもしれない。
歓喜にうち震える女性たちの姿に、そんなことを考えた。
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