勘違いしがちなのは「TOYOTAとタイトルにあるのに、内容はトヨタだけでないではないか」という意見。でも、なぜそうなのか。ちょっと考えればわざわざ私が書かなくてもすぐにわかるはず。トヨタが自動車の行く末のキャスティングボードを握っているからに他ならない。もちろん辛辣さは愛情の裏返し。何のために書くのか。辛辣さだけを求めるのはお門違いでしょう。私自身知らないことが多いことを気づかされたが、こういうことを平易な言葉できちんと書ける自動車評論家があと何人いるだろうか。自動車評論は、敢えて表現すると「オタク」だけのものになってはいけないわけで(もっと開かれるべきで)、この本がもっと読まれてほしいと素直に思う。