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東北関東大震災を経た今、読んで欲しい,
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レビュー対象商品: 持続可能な社会をどう構想するか 構造構成主義研究 4 (単行本)
東北関東大震災を経て、今後政府もマスコミも人々も、広義の「持続可能な社会」をどう構想すればよいのか、考えざるを得ないフェイズに入ったといえるだろう。情報は錯そうし、異なる 価値観から対立が生じ、環境問題に関するデマが流れ、ヒステリーから経済も混乱し、誰もが 心を疲弊してしまう社会は、少なくとも持続可能ではない。 その中、持続可能社会を実現するための論考や未来構想は国内外含めて星の数ほどあるが、 本書冒頭に掲載されている池田清彦氏・竹田青嗣氏・西條剛央氏のそれは群を抜いている。 なぜなら、国内外の一見正しそうなタテマエの持続可能社会論ではまったく異なる、ヒトと カネ、環境、そして人間の素朴な幸福感に対する、「そう考えざるを得ない」洞察に基づい た希有な未来構想となっているからだ。 生物学者である池田は『環境問題のウソ』『ほんとうの環境問題』等で地球温暖化のウソを いち早く暴き、哲学者である竹田は『人間の未来』で現代資本主義の行き詰まりを打開する 独自の政治・経済哲学を展開し、心理学者である西條は本学術書のタイトルにもなっている 構造構成主義の体系者であるが、人間の幸福感の本質と、価値観の対立の構造を見抜いた 上で、「今後人類が向かう方向性」を本気で提起している。ぜひ一読してみてほしい。
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