たとえば、ものをもたない簡素な生活を提唱してる反面、広尾の高級マンションに、こだわりの骨董品や家具などをあつらえているという記述あり。また、海外でブランド品をあさる女性を侮蔑し、ブランドにこだわらない、自分のスタイルを持てと主張しているわりには、ご本人は表参堂のハナエ・モリ・パリスで30万のコートを衝動買いし、良い買い物だったという記述あり。またP102に「ユニクロの商品はムダがないと」ほめているかと思えば、
P148に「結局はユニクロ・コンビニというお手軽な文化しか生み出していない」と批判的。
以前の出版本を新編集したため、著者の過去と現在の乖離した主張が混在してしまったのでしょうか?この首尾一貫していない主張を編集の方は、おかしいと思わなかったのか不思議です。著者は実際どんな方か知りませんが、この本だけ読むと、若い頃からかなり物主で、お金、物、権力などにこだわってきた方が、今のロハスというプームに乗って、とりあえず、簡素な生き方をとってつけで紹介しているというイメージを受けてしまいました。