本書は大きく2部構成になっている。目玉は第2部。架空のシステム構築プロジェクトの物語22話を収録している。そのすべてが失敗プロジェクトだ。当初の計画がまずかったり、要員を確保できなかったりと失敗の原因はさまざまである。各話の最後にそのプロジェクトにおける教訓がまとめてある。短編集を読む感覚で、自然に実践的なノウハウを習得できる。
一方、第1部は基本的な知識の解説。プロジェクトマネジメントの国際標準であるPMBOKの解説や、プロジェクトマネジメント関連の資格を紹介している。経済産業省が策定したITスキルの基準「ITスキル標準(ITSS)」にも触れている。
(日経コンピュータ 2004/01/26 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
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内容は、いろいろなシステム開発?プロジェクトが書かれているため焦点が絞れていない感じがするが、ストーリーの数が多いため「あるある」度が高い話は、見つけることが出来た。
また、第3章や覆面座談会では、PMPとPMS(P2M)と情報処理技術者試験(プロジェクトマネージャ)試験の比較を行っており、参考になる。
SEよりは、PMに視点を置いた本としては、とっつきやすい本といえる。
プロジェクトマネジャーを目指す若手には、PMBOKの知識エリアとプロセスの考えかたの概要をつかむために入門編として有用と感じた。但し、それぞれの掘り下げのレベルは浅いので、より専門的な知識を習得するためのとっかかりと考えたほうがよい。
プロジェクトマネジャーを目指すかどうかは別にして、ITのプロジェクトにかかわる若手SEは、目を通しておいて損はないと思う。
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