努力を知らない女の子と、頭脳明晰で人間嫌いな男の子のガールミーツボーイ。
たまたまこの作品の読みきり(連載前のパイロット版だったのかな?)を新幹線の中で読みとても気に入って、雑誌をずっと取っておいていました。
読みきり集の表題作かと思いきや巻数がついていて、思いがけなく嬉しくなりました。
とても心が温まるお話です。
人間嫌いな原田くんが時折引用するアインシュタインの言葉は、場面場面の相手を肯定するかのようにポジティブに響きます。
本人すら無自覚であろう彼の優しさに主人公の環だけが気付きますが…。
連載前の読みきりと主人公が恋心を自覚するまでの連載三話分が収録されています。
困難から逃げてばかりいた女の子が、人との出会いで成長していく様が微笑ましい。
きっと彼に出会わなければ、知ることもなかった感情、気付くこともなかった自分の可能性。
状況さえ違えど、それはきっと彼にとっても同じ。
一番かけ離れたDNAを持つ人に惹かれるというのは本当だろうか。
人とふれあうことでしが得られないものって絶対ある。