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招かれざる客たちのビュッフェ (創元推理文庫)
 
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招かれざる客たちのビュッフェ (創元推理文庫) [文庫]

クリスチアナ・ブランド , 深町 真理子
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,260 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

英国ミステリ界の重鎮ブランド。本書にはその独特の調理法にもとづく16の逸品を収めた。コックリル警部登場の重厚な本格物「婚姻飛」、スリルに満ちた謎解きゲームの顛末を描く名作「ジェミニー・クリケット事件」、あまりにもブラックなクリスマス・ストーリー「この家に祝福あれ」など、ミステリの真髄を示す傑作短編集!

内容(「BOOK」データベースより)

英国ミステリ史上、ひときわ異彩を放つ重鎮ブランド。本書には、その独特の調理法にもとづく16の逸品を収めた。コックリル警部登場の重厚な本格物「婚姻飛翔」、スリルな満ちた謎解きゲームの顛末を描く名作「ジェミニー・クリケット事件」、あまりにもブラックなクリスマス・ストーリー「この家に祝福あれ」など、ミステリの真髄を伝える傑作短編集。

登録情報

  • 文庫: 566ページ
  • 出版社: 東京創元社 (1990/03)
  • ISBN-10: 4488262015
  • ISBN-13: 978-4488262013
  • 発売日: 1990/03
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.8 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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15 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
万華鏡 2003/5/23
形式:文庫
クリスチアナ・ブランドのミステリーは、その結末において足元をすくわれる爽快感が良い。
様々な人間の背景が大団円で収束され、粉砕され、変幻華麗に終焉する。
謎解きゲームの極みに酔わされ、まるで万華鏡を覗いたような美を味わえる瞬間である。

本書は、ブランドの短編集である。

全十六編が複雑で技巧の限りを尽くしたミステリーが読者の前に差し出される。
謎解きが四編、それ以外はブラック・ストーリーであるが、人間描写が実に冴えている。
特にジェミニークリケット事件は秀逸で、読了後暫くはその精緻で見事なプロットに心を奪われるだろう。
本格に触れてみたくなった方は、ぜひブランドをお試しください。

このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By トップ500レビュアー
形式:文庫
◆「ジェミニー・クリケット事件」(イギリス版)

  若い男(ジェイルズ)は、ある老人に自分の養父だった弁護士の
  ジェミニー・クリケット老が殺された〈謎の密室殺人〉について
  話し始める。

  殺人現場は、建物の4階にある、養父の事務所。

  ドアは内側からかんぬきがかかっていたが、窓は割れていて、家具や
  机の上の書類は燃やされ、部屋中に煙が立ち込めていたという状況。

  そんな中、被害者は首を絞められ、そのうえ椅子に縛り付けられ、刺されていた。
  
  警察には、ジェミニー老から助けを求める電話があったのだが、その際
  彼は〔どこへともなく消えていく〕〔窓〕〔長い腕が……〕という意味不明の
  言葉を発していたという。

  さらにその1時間後、現場から2マイルほど離れた同じ町内をパトロールしていた
  巡査から、ジェミニー老が発したのと同じ、意味不明な内容の電話が本署に入った。

  巡査が電話をかけた公衆電話に急行すると、ガラスが割られており、
  100ヤードほど離れた古い工場から巡査の死体がみつかる……。

  密室殺人以上に外枠の部分(ジェイルズと老人の会話)に仕掛けがある本作。

  実は本作には、もう一つ別の訳(アメリカ版)が
  あるのですが、冒頭と結末に違いがあります。

  そのため、老人のジェイルズに対する認識が
  異なり、それぞれ別の味わいとなっています。

  個人的には、露骨ではあるものの、《最後の一撃》として
  抜群の切れ味を持つ、アメリカ版に軍配をあげたいです。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
本格物の推理短編集におさまらない異彩の短編集。いずれの作品も切れ味のいいロジックと歪んだ感触がたまらないです。
「カップの中の毒」は犯人が犯したミスが最後の1行で暴かれる切れ味が見事な倒叙形式で書かれた作品。
揺れ動く犯人の心理描写に向ける作者の視線が極めて冷徹に書かれています。
傑作として名高い「ジェミニー・クリケット事件」は密室の不可能殺人と同時刻の警官殺人事件に論理的な解決が示される本格物ですが、
それを覆すラストの衝撃が秀逸。(これは本当にすごいです!)何度読んでも感心してしまいます。
(ちなみに今短編集に収められているのはイギリス版。別バージョンのアメリカ版は「北村薫の本格ミステリ・ライブラリー(角川文庫)」で読むことができます。
ラストが違うのですが、ずいぶん印象が違う作品となっています。)
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本編も解説もどちらもお薦めです
ブランドは中学生のとき少し読んだものの、その後は「ジェミニー・クリケット事件」の世評すら知らず遠ざかっていました。... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: hp
ブラックな魅力に酔いしれます。
 本書は、2009年11月15日付け、読売新聞の書評で知りました。その中で、仏文学者の野崎... 続きを読む
投稿日: 22か月前 投稿者: しんいち
英米両版が読みたい !
クリスティの後を継ぐミステリの女王として君臨するC.ブランドの世評高い短編集。長編がトリッキーなアイデアとパズラー的展開で、いわゆる本格ミステリの王道を行くのに対... 続きを読む
投稿日: 2006/11/5 投稿者: 紫陽花
素晴らしい!
「ジェミニー・クリケット事件」読みたさに買いましたが、さすがブランド!毒が効いてます。どれをとっても、この毒のジワジワ痺れる感じがたまりません。とてもおいしい短編... 続きを読む
投稿日: 2006/5/10 投稿者: うーたん
この短さで
本書に収められた最初の短編「事件のあとに」を読んだ時、それまでの前評判はなんだったんだ、と思ったのですが、その後に続く短編はどれも楽しく引き込まれた。... 続きを読む
投稿日: 2004/4/13 投稿者: ガム
名短編集
とにかくレベルの高い短編集。『婚姻飛翔』や『ジェミニー・クリケット事件』は海外の本格短編の中でも最高水準の作品。短い枚数の中で二転三転する展開と、解決の鮮やかさは... 続きを読む
投稿日: 2003/11/27 投稿者: llt・tll
めっちゃブラック
ミステリですが、思わず「ひぇぇ~」と、声を上げそうになる大変なブラックさ加減(^^;)。彼女の深淵な世界にちょこっと足を踏み入れてみるのに適した短編集の様です。
投稿日: 2002/11/10 投稿者: 婆さま
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