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抱き桜 (小学館文庫)
 
 

抱き桜 (小学館文庫) [文庫]

山本 音也
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

人の世の哀感を、情感こめて綴った家族小説

 昭和三十年七月。夏休みのある朝、小学四年生の広之と大阪から夜逃げしてきた家の子・勝治が出会った。ふたりの無邪気な友情は、親たちの抱える複雑な情と事情に流されて、ひりひりとした切なさを帯びていく。幼ない恋、台風の夜の溺死事件、そして別れひと夏の体験と、かつて荒くれ者だった父が酔って語る“魂の話”は、幼ない広之の心に何を刻むのか。 戦争の傷跡残る和歌山を舞台に、少年たちの交流と大人たちの人情の機微と愛情を、情感と哀切をこめて綴った家族小説。

内容(「BOOK」データベースより)

昭和三十年七月。夏休みのある朝、小学四年生の広之は大阪から夜逃げしてきた家の子・勝治と出会った。無邪気な少年同士の友情は、親たちの抱える複雑な情と事情に流されて、ひりひりとした痛みを帯びていく。ひと夏の体験とかつて荒くれ者だった父が酔って語る“魂の話”は、広之の心に何を刻むのか―戦争の傷跡残る和歌山を舞台に、ふたりの少年の出会いと友情、そして別れを軸に、大人たちの人情の機微と愛情を情感こめて綴った、ふたつの家族の物語。

登録情報

  • 文庫: 344ページ
  • 出版社: 小学館 (2008/3/6)
  • ISBN-10: 4094082581
  • ISBN-13: 978-4094082586
  • 発売日: 2008/3/6
  • 商品の寸法: 15 x 10.8 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 913,087位 (本のベストセラーを見る)
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By I'll go to a place in the sun VINE™ メンバー
形式:文庫
和歌山という、20年ほど前、「近畿のおまけ」とまで歌われたマイナー都市が舞台の小説である。
時代は昭和30年。
もちろん、私もまだ生まれてはいない。
しかし、その時代感が、まるでにおいつきの映像でも見ているように、訴えかけてくる筆力に圧倒される。
そして、そこには、古きよき日本人がいる。
感動というと大げさだが、静かに胸に染み入るそんな小説である。
こういう小説にはめずらしく、徹夜した。

出来れば、誰かが映像化してくれることを祈っている。
大和上市の桜はきれいだろうなぁ。

お薦めは、やっぱり、当時のことを知っている五十代以上の人ということになるが、
子供が主人公である点で、小学生にもお薦めである。
案外、来年の、奈良や和歌山の私立中学の国語問題にひょっこり出ていそうな気がする。
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