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折りたく柴の記 (中公クラシックス)
 
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折りたく柴の記 (中公クラシックス) [新書]

新井 白石 , 桑原 武夫
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

強烈な武人の精神をもち続けた傑出した文人政治家の自叙伝。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

新井 白石
1657~1725。江戸中期の儒学者、詩人、政治家。江戸に生まれる。青年時代まで独学ですごしたが、1686年、木下順庵に入門。やがて順庵の推挙により、甲府藩主徳川綱豊の侍講となる。1709年、綱豊改め家宣が第六代将軍となってからは、幕府政治に深く関与することになる。七代家継の時代までの善政は「正徳の治」と呼ばれる。次の吉宗の代には政治上の地位を失い、晩年は不遇の中に著述にはげんだ

桑原 武夫
1904年(明治37年)福井県生まれ。京都大学文学部仏文科卒。京大人文科学研究所における共同研究の中心となって活躍。京都大学名誉教授。文化勲章受章。著訳書多数。1988年(昭和63年)逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 368ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2004/06)
  • ISBN-10: 4121600673
  • ISBN-13: 978-4121600677
  • 発売日: 2004/06
  • 商品の寸法: 17.2 x 11 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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By ai0610 VINE™ メンバー
形式:新書
 新井白石の著作は代表作である本書の「折りたく柴の記」や「読史余論」「西洋紀聞」など、歴史の授業で名前を暗記しても、実際中身にふれる機会など少ない方が多いのではないだろうか。私もその一人です。

 しかしながら本書は、現代語訳に翻訳してあり、まったく苦もなく読み進めることができます。

 家系の歴史や直参に取り立てられまでの本人の略歴や、自らが起草した政策の解説、当時を騒がせた事件の顛末などが書かれていて、当時を知る上での一級の資料とも言えるし、当時の武家社会の様子なども垣間見ることが出来る。

 当時の幕府で何が重要な問題とされ討議されたか?

 領地の争いや、血族間の殺人など、こんな問題が中央政府で真剣に討議されたのかと思うようなこともあり、当時がいかに平和な社会であったのかも連想させる。

 側近政治についても、柳沢吉保、荻原重秀らを批判しながらも、老中や大老、若年寄がいわゆる世襲の大名二世三世でその能力が低いことが原因とし、今の国会議員と官僚の関係のようがきがしてならない。

 当時の幕府の中枢の様子をしる、読みやすい本です。お薦めします。

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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
今、日本経済新聞朝刊に連載の「韃靼の馬」を読み始めたところ、愛読の藤沢周平著「市塵」に登場する数々の人物が活躍を始めた。これは、原典の「折りたく柴の記」を是非紐解かねばと、アマゾンさんを検索し購入した次第。桑原武夫氏の現代語訳なので読みやすく、新井白石という人の深い教養と、世情をよく理解した人情味溢れる献策に深く心を打たれ、徳川家宣がもっと長命であったなら、この日本ももう少し違った姿になっていたかも知れないと思わせられる。 是非藤沢周平著「市塵」もあわせ読まれることをお勧めする。
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形式:新書
読みやすいです。古典の素養がなくても、スイスイと読めます。

内容は江戸時代のブログというところでしょうか。事件があって、その意見と裏事情を述べるというもの。新井白石は幕府のアドバイザーですから、いろいろなディジジョンメーキングにからんでいます。そういうわけで、「この事件の裏は実はね…」という語りです。本人は「ぜったいに公にしないように」と遺言を書くのですが、内容が立派なものですから、後世のご子孫が公にしたようです。

彼は朱子学者ですが、いただいた報奨金で鎧を新調したり、武道に通じていたりと筋肉質な考え方。軟弱すぎる今の時代からみると、バッサリと切るところは爽快です。同時、説教親父なところもあり、「こういう人が上司じゃなくてよかった」と思えました。

読んでいくうちに当時の、時代精神を感じることができます。

「時代精神(ツゥエイスゲイスト)」っていうのは、この本を読んでいくうえで、重要な言葉じゃないでしょうか。
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