実際にあった「仁義なき戦い」の話です。
暴力団による殺し合いは最近もあるようですが、昔はそれが日常茶飯事だったことにまず驚きます。
しかも、組長や幹部がテレビに出演したり、選挙に立候補しようとしたり。
今よりも暴力団の存在がずっと身近だったことがうかがえます。
女装のヒットマンや沖縄の凄惨なリンチ。
何よりもドンパチ殺し合う臨場感溢れる描写は必読。
自分に関係無い所で読む分には相当面白い。
実際に巻き込まれたらと思うとゾッとしますが・・・。
暴力団に関する著書が多い溝口氏ですが、何と取材歴は40年とのこと。
確かに至る所に長い年月の積み重ねを感じます。
集大成という言葉に偽りなしの傑作だと思います。