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抗うつ薬の時代―うつ病治療薬の光と影
 
 

抗うつ薬の時代―うつ病治療薬の光と影 [単行本]

デーヴィッド ヒーリー , David Healy , 林 建郎 , 田島 治
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

本書は、抗うつ薬の発見とその進展に焦点を当てながらも、精神医学の歴史をさかのぼり、時々の出来事を鋭く洞察する。薬の発見とともに現れてきた巨大製薬企業、著名な科学者や臨床医と巨大製薬会社との関わり、成功した薬と消えてしまった薬、ドーパミン仮説やアミン仮説などの神経科学の話題、など、ヒーリーの深い学識と力強い執筆力に読者は驚かされるであろう。

内容(「BOOK」データベースより)

うつ病が、なせ今日、これほどまでに一般的な病気になってきたのか?本書は、抗うつ薬の発見とその進展に焦点を当てながらも、精神医学の歴史をさかのぼり、時々の出来事を鋭く洞察する。薬の発見とともに現れてきた巨大製薬企業、著名な科学者や臨床医と巨大製薬会社との関わり、成功した薬と消えてしまった薬、ドーパミン仮説やアミン仮説などの神経科学の話題、など、現代医学の抱える問題点を著者ならではの視点から鋭くえぐっている。

登録情報

  • 単行本: 409ページ
  • 出版社: 星和書店 (2004/02)
  • ISBN-10: 4791105265
  • ISBN-13: 978-4791105267
  • 発売日: 2004/02
  • 商品の寸法: 21.2 x 15.8 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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Antidepressants were introduced along with the first antibiotics, the first antihypertensives, and a range of other drugs in a therapeutic revolution that took place in the years just after World War II. 最初のページを読む
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形式:単行本
とにかく最高に面白かった。特に製薬会社のMRさんには読んでもらいたいような内容。あまりに面白かったのでつい続編のThe Creation of Psychopharmacologyも読みました。戦後の精神医学の歴史がよくわかる精神医学の歴史を解読した本だと言える。精神薬理の専門家の評価が聞きたい一冊である。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
話は、1950年代の世界最初の向精神薬であるクロルプロマジンの発見から始まり、現代のSSRI,SNRIに至る壮大な抗うつ薬の栄枯盛衰の歴史が描かれている。簡単に言えばその「史観」が面白いのである。例えば、クロルプロマジンは統合失調症の特効薬として始めて歴史に登場したものだと多くの医学生は習っているはずであるが、どっこい、それはべつに「抗うつ薬」でもよかったと筆者は解析する。当時の薬物療法は「精神病理学」的に適切かどうか、つまり薬効が病理学的な説明モデルと合致するかでその適応が決まった。また売る側の論理もあった。つまり、研究者、製薬会社、精神病理学的理屈、社会背景、薬を使う医師たちの「思わく」が微妙に影響しあいながら薬の性格は決められていったとのことである。そして、その原理は(精神病理学的理屈は影を潜めたものの)現代の抗うつ薬においても変わらないと筆者は言う。
 聞けばなるほどそうかとは思うものの、私たちはなんと薬というものにステレオタイプな考え方をもっていることかと詠嘆させられる。また、そのステレオタイプ思考は操作され、作られたものである。別の言葉で言えば「時代の期待」でもある。
 この本を読むとそういう視点が山ほどインプットされる。抗うつ薬の発見者はクーンかクラインかという判定はまだつきかねているらしい。しかし、どちらか一人が主流であれば抗うつ薬の概念はまた随分と違ったものになっていただろうということも教えられる。   
つまり、当たり前に使っている抗うつ薬は「抗うつ薬」と規定された歴史があり、なおかつ今脚光を浴びているSSRI(選択的セロトニン再吸収阻害薬)も「抗うつ薬」とは言っているものの「抗不安薬」でも実は構わないかもしれないという舞台裏が見える。また、用量も用法も医師と製薬会社の作った「文化」であるという側面も浮かび上がってくる。筆者は極めて冷静で緻密な考察者である反面、この「文化」に対応するにはすべての薬を市販薬にしてはどうかという大胆な発言もする。消費者が一番よい「使い方」と「飲み方」を決めてくれるというのである。こんな視点にも一目置かされる。この本がかくまで面白いのは良い訳と訳者の一人田島治医師の薬理に関する深い造詣とも関わっていると感じる。書評をすることの冥利をしみじみ味わえる一冊である。
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形式:単行本
精神薬害が今までの薬害とはかけ離れて酷い点…酷い副作用を40年以上も放置して来た事、ここ十数年は海外では単剤に切り替えたが日本では多剤大量処方がまかり通って来た事、例を挙げますと食後の薬の内容は15錠入っている患者もいます。それを1日に三回。そして睡眠薬が5錠。その上に頓服と称し5錠が1日に二回。これほどの薬を患者に処方して来た医者もいます。薬が悪い、薬を飲んで具合が悪いと言えば薬を増やすのです。そして一気に薬を与えない医者もいます。当然、患者は離脱症状の嵐の中でもがき苦しみます。命を落とす事もあります。しかし離脱症状や精神薬の作用は最近になってネットで得る事ができるのです。精神科の患者に精神医療従事者の身内はほとんどいないと思います。精神薬が悪い事を知っているからでしょう。薬害エイズ、肝炎と違う点。極少数の医療の不正義で感染させられた事。精神薬漬けは毎日毎日、全国で心の悩むを聴く相談員が日々精神薬漬けにされる事を分かりながら精神科をお勧めする事です。それが何十年も行わなわれた事です。新米の看護婦さんが精神科に来て惨い医療を目の当たりにしてよその科に変わって行った例は沢山あります。
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