「手元に置いて必要に応じて参照する」という利用目的においては、かなり有用な書籍だと思います。
読み物の部分には、多少冗長な印象も受けましたが、投信会社のデータ・ページの情報は、この本以外からは、なかなか入手できないものと思います。
投信会社の評価を、著者の属する系列の証券会社の商売抜きに100%信じて良いのかどうかは定かではありませんが、「良いものは良い、悪いものは悪い」とはっきり書かれているので、私は信用して見ていくことにしました。
私にとって内藤忍さんの書かれた書籍は、「資産設計塾」3部作の“事典”としての有用性があまりにも素晴らしいので、それ以外の同じ著者の書籍が、どうしてもかすんで見えてしまいます。
しかし、この本は「資産設計塾」にはあまり書かれていない新しい視点の情報が含まれていたので、購入して良かったと思いました。
最初に読む本ではなく、他の本(同じ著者の「資産設計塾」など)を“読んだ”後に“見る”べき本と言うことで、星は一つ減らして4つとさせていただきました。
以下は、今後に期待の部分ですが…。
ETFは除外と文中に明記されていますが、個人的には、ETFあるいはREITに関しても同様のデータが欲しいと思いました。
また、他の(内藤忍さんの本に限らず)多くの類書と同様に、「投資信託を買うこと」(どれに投資するか)は書かれていても「投資信託を売ること」(どういうときに利益を確定するか、または損切りするか)は、ほとんど書かれていません。
なお、私が購入したのは初版ですが、図のタイトルなどに誤植と思われる箇所もありましたが、「見ればわかる」ので、本の価値にはあまり影響のない些細なことです。
刷数が増えれば、修正されるかもしれません。