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106 人中、101人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
他の投資信託本の基本を踏まえた上で「具体的な推奨銘柄」を挙げている点が好感。,
By 孔明 (埼玉県さいたま市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 投資信託は、この8本から選びなさい。 (単行本(ソフトカバー))
投資信託による「毎月の一定金額の積み立て」を数十年単位で続けることで、年利7%前後で資金を運用していき、数十年後には最低でも3,000万円の資産を作ろうという「亀型投資法」の直近最新バージョンです。 投資信託に関する本も何冊か既に読んでいる私ですが、まず基本的なポイントというものがあります。 1.販売手数料・信託報酬などのコストが可能な限り安いものを選ぶこと。 2.毎月一定額を積み立て続けるのだということ。さらには銀行口座から自動引き落としが出来る投信であること。 3.利益を分配しないものか、もしくは分配する回数が可能な限り少なくかつ再投資するものを選択する。 4.過去の運用成績はあくまで参考程度に収め、過去の運用成績のいいというだけで銘柄を選ばないこと。 5.銘柄の性質として、市場に連動する動きをする「インデックス型」を基本とし、「アクティブ型」は避ける。 6.「基準価格」がいくらかは無視する。なぜなら長期投資だから。価格の上下に一喜一憂はナンセンス。 7.信託期限が「無制限」のものを選ぶ。期限が決まっているものは長期投資には不適格。 8.純資産額が最低でも「30億円以上」であること。総資産が小さいと安定した運用ができなかったり、流動性に難が出たりします。 上記8条件は必ず押さえておくべき「ツボ」です。要メモと言って過言ではありません。 これはこの本以前に発売されている「投資信託にだまされるな」などの他の本でも述べられている点なので間違いない点と考えて宜しいでしょう。 で、この本は上記の「基本ポイント」を押さえた上で、直近の具体的な「推奨投資信託」を8本挙げている点が他の本と違う点です。 日本では投資信託が何と3,000本もあるんです!(驚)これはいくらなんでも素人は「どれを選べばいいんだか、サッパリ分らん」レベル。 基本的には上記の8つのポイントが選別の基準ではあるのですが、では所謂スクーニングを掛けて、何本残るのか? 答え・・・・・たった8本のみ!(再度、驚!) いかに日本の投資信託が販売会社が利益を簡単に得るための手段にされて、ホントに顧客の利益を考えられているものが少ないかということ。 3,000本のうちの8本って・・・・・汗。そりゃ数十本も数百本も候補があるといわれても困るしさ。少なくてよかったとむしろ喜ぶべき? その8本の投資信託とは・・・・・ 1.「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」 →資産総額320億円を超えるこの8本の中で最も規模の大きい投信。販売手数料なし。信託報酬0.74%に±0.03%で割安。 外国株式と外国債券の比率が高く、日本株式と日本債権は割合が小さい。 2.「トヨタアセット・バンガード・海外株式ファンド」 →外国株式オンリー。地域では米国が7割を占めるためアメリカ経済の影響を受けやすい。販売手数料なし。信託報酬はやや高めの1.327%前後。 3.「ありがとうファンド」 →株式オンリーで、国内株式が7割を占める。販売手数料なし。信託報酬1.6%に±で0.3%とやや高い。 純資産額では160億円超でこの8本の中では第2位の規模。 4.「マネックス資産設計ファンド<育成型>」 →株式と債権とREIT(不動産投資信託)の組み合わせでバランスを取る。販売手数料なし。信託報酬0.975% 5.「セゾン資産設計の達人ファンド」 →株式オンリーでしかも「アクティブ型」。北米・欧州・新興国・日本でバランスを取っています。販売手数料なし。信託報酬1.3%±0.2%。 6.「eMAXIS 先進国株式インデックス」 →株式オンリーで日本は除外。米国と欧州で大半を占め、新興国も除外されている。販売手数料なし。信託報酬0.63%。 7.「SBI資産設計オープン<資産成長型>」 →株式と債権とREIT(不動産投資信託)の組み合わせでバランスを取る。販売手数料なし。信託報酬0.714%。 純資産がようやく30億円規模でやや小さい。 8.「グローバル・インデックス・バランス・ファンド」 →国内株式・海外株式・海外債券でちょうど33.3%ずつの割合。販売手数料なし。信託報酬0.63%。 純資産額がまだ30億円に届いていないので、今後の動向に期待。 この中から選ぶということで基本はOKなんですが、後は付け足すとすれば「より大きなリターン」を狙うという観点では 1.債権は外し、株式オンリーのものを選んだほうがより大きな値動きが期待出来る。 2.日本国内は縮小社会であることから、なるべく「海外比率が高いもの」を選んだほうがいい。 上記8本は「BRICS」に代表される新興国市場に投資する割合がいずれも低いのは長所と見るか、短所と見るか。 でしょうかね。私がここに記載している内容でこの本の内容はほぼ全て押さえているはずです。 時間が経過すれば確かに「銘柄については陳腐化する」可能性はあります。でも、最初に書いた基本は今後も普遍のはずです。 なので、最初の基本を元にして新しく出た投資信託も選別すればいいのです。 具体的な銘柄を言わない本は多いので、明記しただけでも他の投資信託推奨本とは異なります。 基本は「長期投資」することで、別に特別な才能など持たずとしても資産を築くことができるのです。 巷には「1年で何千万も稼いだ」とかいう成功本が何冊も流布しており、人は得てしてそういった派手で景気のいい話に引き寄せられがち。 けれど、ホントに凄いことはそういった一時的な派手さではなく長期的に勝ち続けること。 「派手さに目を奪われることは当然ある」だって誰でも成功したいし、注目されたいし、楽して儲けたいから。 でもそんなことに目をギラギラさせている人間は多いから、それをカモにする悪党が蔓延るわけ。 3,000本の投資信託の中に「違法ではないけれど、購入者をカモにしようとしている粗悪ファンド」は山盛りと分かる。 つまり何が言いたいのかというと、この世の中には「善良な仮面を被った悪党」が人間・商品・サービスとして多々あるんだってこと。 この1冊読んだだけでもテーマ自体は「投資信託」でも、そこまで分りますよ。
9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ありそうでない、まっとうな投信の選択基準と目安の本,
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レビュー対象商品: 投資信託は、この8本から選びなさい。 (単行本(ソフトカバー))
公的年金には期待できないし、さえ信用できない。「マジメに働く人間が、老後の不安を抱える状況は変だと思います」などと街頭演説してる政治家もおられますが、一体、誰が誰を食わすのか?食わしてくれるのか?国?自治体?それってどっちも税金でしょ?それって我々自身が払うか将来世代が払うかどちらかしかないということ。生活保護たって税金なんですよ。 確実に進む少子高齢化。将来世代に頼りたくても頼れない。 右肩上がりの経済成長は終わり、ごく普通に普通預金に貯金しておれば資産形成できてた高金利の時代へは二度と返らない。 自分の老後は自力で担保しないといけない時代。 何もしないし、そんなの知らない興味無いでは済まされない。 今から資産形成始めなきゃ。少しでも。 株も債券もそう何銘柄も買えない。でもリスク分散したい。 みんなで出したお金をまとめて、何銘柄、何ヶ国、何種類かの通貨とかに分散投資できる投資信託が良さそう。 でも、対面販売の証券会社とか銀行じゃあ、コストが高くて資産形成に向いてない投信商品に誘導されちゃうし、ネット証券のトップページだとかモーニングスターで検索しようにも、どんな条件でどんな目安で探したらいいのかよく解らない投資信託。 そんな悩みに、大いに参考になる投資信託の選び方の基本的な考え方が書かれています。 中野氏の会社で扱う投信2つともちゃっかり8本の中に含まれていますが、手前味噌だと揶揄するよりは、中野氏が考える、まっとうで当たり前なんだけどありそうでない投資信託を、わざわざ起業してまで作った2本の投信ですから投信の選定条件に合うはずですね。 それより、投信選びに参考になり目安になる、こういうまっとうな本がありそうでないのが事実です。 この本にある条件のように予め分散されているのではなく、自分なりの分散度合いで幾つかの投信を自分で組み合わせたいという場合には当然、もっと選択肢が広がってきますが、この本にある条件を少しアレンジすればいいということになります。
8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
2621本中たったの8本!,
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レビュー対象商品: 投資信託は、この8本から選びなさい。 (単行本(ソフトカバー))
日本国内で設定・運用されている投資信託2621本を、以下の6つの条件でスクリーニングした結果、(1)信託期限が無期限であること。 (2)分配金を全額再投資に回してくれること。 (3)購入時手数料がかからないノーロード型で、信託報酬率が低いこと。 (4)純資産残高が増え続けているもので、その残高があまりにも小さい場合は除外。 (5)少額から自動積立ができて、自分の銀行口座から毎月引き落としが可能。 (6)投資対象は「国際分散型」 抽出された(たったの)8本を推奨するというのがこの本の主題です。 その中に著者が代表をつとめる会社の商品が入っているところがミソですが(笑)。 ちなみに抽出された8本がこれ。 「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」 「トヨタアセット・バンガード海外株式ファンド」 「ありがとうファンド《ファンドの宝石箱》」 「マネックス資産設計ファンド<育成型>」 「セゾン資産設計の達人ファンド」 「eMAXIS先進国株式インデックス」 「SBI資産設計オープン<資産成長型>《スゴ6》」 「グローバル・インデックス・バランス・ファンド《投資生活》」 書かれている内容には説得力があったので、私もこの中から一本自動積立で購入することにしました。 余談ですが、投資信託の売り込み営業がウザい銀行と証券会社の営業マンに、この本を教えたところ、 それ以後投資信託の売り込み営業が全くなくなりました(笑)。 今後も新しく投資信託が次々に登場するでしょうが、この本に書かれているスクリーニング条件に 最新の経済動向を加味して選べば間違いはないと思います。
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