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投資は頭だ! [単行本(ソフトカバー)]

大竹愼一
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

◆第三の恐慌は日本か中国から勃発する! 日経平均4000円、 1ドル60円、 1ユーロ90円。 こんな時代が2012年以降にやってくる。 これは著者・大竹愼一が、 日本のバブルが崩壊し、失われた20年を過ぎた今も 一貫して変わらない主張である。 しかし、日本が焼け野原になった後に、 必ずや日本経済はランディングするというもの氏の主張である。 本書は、焼け野原になる前に 逃げ道を作っておくことを提案する、 いわば賢い資産防衛、恐慌でも儲けられる方法を説いた指南の書である。 しかし、多くの日本人はマーケットの不文律を無視し、 何も手を打たずに資産を失っていく。 経済新聞や、証券会社の情報に頼らず、 マーケットを読み解き方がわかる1冊。 ◆投資の目的を見失っている日本人 「円はいつごろ80円を割るのか?」 「ゴールドはまだ値上がりするのか?」 日本人の多くが、氏にこのような質問する。 そのたびに大竹愼一が逆に質問することがある。 「何のために時期が知りたいのか?」 「ゴールドを買って何をしたいのか?」 つまり、投資の先にはそれをすることによって、 自分はどうしたいかというビジョンがなければならないという。 つまり、円キャリやゴールドで抜いて儲けようという発想が、 そもそも投資の失敗の元凶だとする。 そうではなく、不景気でも着実な経営をしている企業に投資すること、 たとえ恐慌でも上がる株を見つけること、 ドルやユーロを持っている意味、ゴールドの資産の位置づけなど、 マーケットを見る目を養えば、 たとえ恐慌が来ても怖くはないということなのである。 本書では、長引くデフレの宿命、中国脅威論のウソ、 欧米の経済などのトレンドを読み解きながら、 日本企業、経営者が生き残るための要諦、 投資における世界の常識、なぜ日本人は投資に向かないかなど、 大竹愼一の投資観を開陳するとともに、 来たる恐慌に備えるためのヒントを提言していく。

著者について

オオタケ・ウリザール&CO. プレジデント。日米欧で25年以上、第一線で活躍する辣腕ファンドマネジャー。 一橋大学大学院経済学研究科博士課程修了後、ドイツケルン大学、イギリスLSEに留学。野村総合研究所研究員、ロンドンのチェース・インヴェスターズ、ニューヨークのAIGグローバル・インヴェスターズを経て独立。欧米ファンドのグローバル株部門で、トップクォーターを続ける成績をあげる。これまでに訪問した会社は延べ1000社を超え、徹底した現場主義で、独自の調査を行う。著書に、『おカネの法則』『日経平均4000円時代が来る』『世界金融恐慌序曲』『日本金融恐慌間奏曲』など多数。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 260ページ
  • 出版社: フォレスト出版 (2010/12/3)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4894519275
  • ISBN-13: 978-4894519275
  • 発売日: 2010/12/3
  • 商品の寸法: 18.6 x 13.2 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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16 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
本書は知る人ぞ知る異端のファンドマネージャー大竹慎一氏の最新刊である。
氏の根本的な主張は、少なくとも私が交流を始めたこの20年来大きく変化しているわけではないが、その時々において警鐘の対象は変化して行く。
今回の主張にはまず、中国脅威論、中国の高成長、元高は幻想であるということがある。また、日本経済の危うさと不動産価格のさらなる下落も論点となる。昨今の円高の背景に対する世間の考え違いを指摘し、改めて日本人の思考法のおかしさなどにも言及している。
どれも一般的な常識とは異なるものであり、多くの人には違和感のある内容と考えられる。しかし、氏が1980年代末のバブル崩壊以降、かねがね主張してきた都銀消滅論、日経平均4,000円、地価10分の1など当初多くの人々は冷ややかな目で見ていたが、時間の経過とともに現実味を帯びてきたことを考慮すれば、無視できない主張であろう。
さらに結論としては、その中でどう対処すれば、自分の身を守れるかについても論じている。
氏はファンドマネージャーであるが、その書籍はどれもその対象を株式投資に限っているわけではない。株式投資以外の様々な投資を初め、事業投資や一般の人々の生活にも深いかかわりを持つ事象を対象としており、それぞれに役立つものとなっている。
実際私自身、日本人とは全く異なる氏のものの見方、考え方から学び、私自身の資産形成、生活設計、職業選択に大いに活用してきた。また、経営者の中にも氏のアドバイスで危機を未然に防いだ方も多い。
本書の冒頭で述べているのは、2012年から2015年に大恐慌が来るが、その引き金を引くのは日本か中国であると述べている。
日本の問題点をずばり指摘しているのが、サービスレベルと賃金レベルのギャップである。まず、地方の公務員給与の高さが大きな問題となる。市民の平均年収200万円の地方で、公務員の50%が年収700万円以上というような状態が放置されてきたため、その改革が始まっている。公務員同様、そのサービスレベルに所得水準が調整されなければならないのが、電力会社と銀行と指摘している。一部特権階級がサービスレベルと水準のかけはなれた所得を得ていたことによる破たんの構造はギリシアと全く同じである。
それら特権階級の給与同様、今後大幅な調整が必要なのは、土地価格である。特に地方都市の土地価格は半値以下になる可能性もある。そうなると、今不動産投資に妙味があるのは、逆にリスクを感じている本当のプロが手を出さないためと見ることもできる。
日本が大恐慌の引き金を引くかもしれないということに対しては、賛同する人もいるかもしれない。一方、中国の高成長、元高は幻想であるという考えの日本人は少ないかもしれない。しかし、考え方はシンプルで、基本的にはかねてから主張しているように、計画経済の通貨は基軸通貨には決してならず、一部の富裕層のみが潤い、大衆が全く育っていない中国にはかつての日本のような高成長の実現はあり得ないというものである。
為替に関しては、消去法で円が買われているわけではなく、買われるべくして買われており、やがて1ドル60円、1ユーロ90円とも述べている。大国間の通貨の動きは過去の理論は当てはまらず、デフレの通貨が上がる。それを世の中のエコノミストは間違っている。
これらのことは、奇をてらって、結果的にはずすことが多い評論家のたわごとではない。これまで、世間では誰も言わないうちから、次々と言い当ててきた大竹氏の話だけに、その背景は改めて確認しておく必要があろう。
むしろ、日本の常識は世界の非常識であることが多いのであるから。そこで、世界の常識から見た考え方の基準を最後に示し、われわれが来るべき大恐慌に備えてどう対処すべきかを説いている。
改めて繰り返すと、株式投資を行う人は当然、為替、商品などの投資を行う人にも極めて有益な書籍であろう。また、事業を行っている経営者の方にもぜひ読んでもらいたいし、一般の方々にも真実に目覚めるきっかけを与えることであろう。
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10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
久しぶりに同著者の本を読みましたが、
いい意味で、大竹氏の考えが10年前と変わっていないように思いました。

大竹氏が変わらず伝えようとしているメッセージは
「他人が良いと言うからという理由で行動するのは止めよ
自分自身の頭を使って判断し、行動せよ」ということだと思います。
以上を踏まえた上で、投資のプロの元に集まってくる情報を
大竹氏なりに解析して伝えているのが本書です。
大竹氏の見立てを信じるか信じないか、取り入れるか取り入れないかは自己責任。

多くの日本人は「他人がどう思うか」がとても気になります。
だからいまだにマスコミに煽られるし、メディアに誘導されがちです。

とくに第一章の「講演会の現場からー投資家との質疑応答」の中にあった
「あなたはなんのためにそれをしたいのか?」という言葉に力を感じます。
投資とか経営とかでなくても、「自分は何のためにしているのか」を
時々でもいいから自問自答しながら行動していきたいなと改めて思いました。
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17 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
リーマンショックどころか、潰れる投資銀行の順番も予測して的中させたニューヨーク在住ファンドマネージャーの最新作。
恐慌第三幕はアジアで起きる。かねてから大竹氏は2012年から2015年にかけてその時はやってくるとマネタリストの視点から予測しているが、そのときに焼け野原となる日本でどうサバイブしたらいいかが冷徹に述べられています。デフレだから通貨が強くなるという大竹説には強い説得力がありますし、あてにならない通貨よりもいい会社の株を持つほうがよほど頼りになるという考え方にはハッとさせられました。
世界恐慌「二番底」に関する本は多数出回っていますが、ここまで鋭い視点のものはありません。本著がいちおしです。
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「恐るべし! 大竹愼一」 0 2010/11/29
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