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技術経営の考え方 MOTと開発ベンチャーの現場から (光文社新書)
 
 

技術経営の考え方 MOTと開発ベンチャーの現場から (光文社新書) [新書]

出川 通
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

本書は、技術を研究・開発段階からマネージして事業化、産業化に移行させる方法論としてのMOT(技術経営)の概念をまとめたものです。特に、筆者が実際に共同開発を行った日米の開発ベンチャー企業やコーポレートベンチャー(企業内起業)体制の経験に基づく話が中心です。

MOTの概念をわかりやすくするために、本書では、技術の成果を商品化していく過程を「研究」「開発」「事業化」「産業化」の四つのステージに分類しました。そして、それぞれのステージにおいて、関連する因子や、そこで対処すべきことについて、筆者が技術者として実際に現場に携わったなかで気づいた点を述べています。

内容(「BOOK」データベースより)

本書は、技術を研究・開発段階からマネージして事業・産業化に移行させる方法論としてのMOT(技術経営)の概念をまとめたもの。特に、筆者が実際に共同開発を行った日米の開発ベンチャー企業やコーポレートベンチャー(企業内起業)体制の経験に基づく話が中心である。MOTの概念をわかりやすくするために、本書では、技術の成果を商品化していく過程を「研究」「開発」「事業化」「産業化」の四つのステージに分類。そして、それぞれのステージにおいて、関連する因子や、そこで対処すべきことについて、筆者が技術者として実際に現場に携わったなかで気づいた点を述べている。

登録情報

  • 新書: 217ページ
  • 出版社: 光文社 (2004/4/17)
  • ISBN-10: 4334032435
  • ISBN-13: 978-4334032432
  • 発売日: 2004/4/17
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 ベンチャー活用の必然性と難しさが分かる本である, 2004/12/30
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私撰 綜(しせんそう) (神奈川県) - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)    (トップ1000レビュアー)   
レビュー対象商品: 技術経営の考え方 MOTと開発ベンチャーの現場から (光文社新書) (新書)
 MOTとは工学版MBAの位置付けで、日本の技術開発における問題の解決策として期待されているものである。本書は所謂教科書ではなく、筆者の大手企業における研究開発の経験を事例に、技術経営の視点を解説した本である。 
 本書は教科書ではないので、体系的にMOTを知りたい人は不十分に感じられるであろうが、特に既存の企業において技術開発に携わっている人には頷かされる事例が多く、なるほどと思う解説がなされている。例えば、本川達雄の著書『ゾウの時間とねずみの時間』とのアナロジーで大企業とベンチャー起業のスピードの違いを説明している。一方で、大企業のメリットと課題を一覧表にし、大企業とベンチャー起業は補完関係にあると述べている。(必ずしも大企業を否定していない。)
 本書の中にはこれ以外に、『良い技術者は必ずしも良い経営者にはなれない』、『マネジメントは経営につながるが、管理は必ずしも経営につながらない』、『やる気のある新しいトップの方が、勉強熱心なので、説明する機会が多くなる』など、多くの示唆に富む金言が含まれている。その中でも一番のものは、『異分野の既存の(確立した)技術との融合で成功確率を上げる』、『90%の既存技術と10%の新技術の組合せ』だと思う。これは、企業のプロジェクトが新しいものを取り組む方向性であることのアンチテーゼ、である。
 最後に、筆者が、技術経営の道(起業)は技術者の新しい選択肢であり、(やめる)覚悟がさえあれば、既存の会社の中であっても思い切ったことができる時代になったと述べているのが印象的だった。
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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 高い壁を再認識しましたが、前に進む元気も沸いてきます, 2004/10/18
レビュー対象商品: 技術経営の考え方 MOTと開発ベンチャーの現場から (光文社新書) (新書)
起業準備中の自分にとって、過去最高に参考になる書でした。著者の実経験をベースとしたケーススタディであり、問題点の指摘がわかりやすく説得力がありました。自分の現在の問題点や近未来に予想される課題が想像しやすく、早速、問題点リストと課題及び解決策のリスト作成に着手することにしました。共同起業予定者にも本書を読むことを強く勧めることとします。
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 技術者の未来は自分で作るもの、その指針がMOTの役割, 2004/12/4
By 
私撰 綜(しせんそう) (神奈川県) - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)    (トップ1000レビュアー)   
レビュー対象商品: 技術経営の考え方 MOTと開発ベンチャーの現場から (光文社新書) (新書)
 MOTとは、工学版MBAの位置付けで、日本の技術開発における問題の解決策として期待されている。そのような状況の中で、経済産業省は27億円で、MOTの教科書・資料つくりに着手(H14-15)している。しかしながら、本書はいわゆる教科書ではなく、筆者の大手企業における研究開発の経験を事例に、技術経営の視点を解説した本である。 

 本書は教科書ではないので、体系的にMOTを知りたい人は不十分に感じられるであろう(実際不十分である)が、特に既存の企業において技術開発に携わっている人には頷かされる事例が多く、なるほどと思う解説がなされている。例えば、本川達雄の著書『ゾウの時間とねずみの時間』とのアナロジーで大企業とベンチャー起業のスピードの違いを説明している。一方で、大企業のメリットと課題を一覧表にし、大企業とベンチャー起業は補完関係にあると述べている。(必ずしも大企業を否定していない。)

 本書の中にはこれ以外に、『良い技術者は必ずしも良い経営者にはなれない』、『マネジメントは経営につながるが、管理は必ずしも経営につながらない』、『やる気のある新しいトップほど、勉強熱心なので、説明する機会が多くなる』など、多くの示唆に富む金言が含まれている。その中でも一番のものは、『異分野の既存の(確立した)技術との融合で成功確率を上げる』、『90%の既存技術と10%の新技術の組合せ』だと思う。これは、企業のプロジェクトが新しいものを取り組む方向性であることのアンチテーゼ、である。

 最後に、筆者が、技術経営の道(起業)は技術者の新しい選択肢であり、(やめる)覚悟がさえあれば、既存の会社の中であっても思い切ったことができる時代になったと述べているのが印象的だった。

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