工業英検1級は、国連英検特A級と並び、世界最難関の英語試験である。ネイティブと同等、或いはそれ以上の英語力が求められるのだから当然。TOEIC?ああ、あの「英語ごっこ」試験ね、日本の教授が開発したやつ。大手企業が指定しているって?社内公用語の英語化?ヘタクソ同士で英語ごっこを続けてもあるレベルで上達はピタリと止まる。それでも伸びるのは生まれつき才能がある人だけ。
本書は、工業英検の大家である中山裕木子氏著による。英文ライティングにある程度自信のあった私は、本書により自分の英語がいかに間違いが多く、また工業英検1級に3敗したかがよくわかった。高い講習を受ける事を考えたら、本書を買ったほうがいい。
具体的、論理的で、読みやすい。「工業英検1級対策」系の教科書も過去問題集もほとんど役立たずだったが(過去問題では私の文章のほうが優れている場合もいくつかあったが、それでも未だ1級には合格していない)、本書は工業英検1級と格闘戦をしている我が国トップクラスの英文ライターの強力な武器となると思われる。