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技術知の本質―文脈性と創造性 (新工学知)
  

技術知の本質―文脈性と創造性 (新工学知) [単行本]

吉川 弘之 , 田浦 俊春 , 伊藤 公俊 , 小山 照夫
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

エンジニアの「知」とは、どこからくるのか。モノを「つくる」、その創造性にかりだされる「知」の本質をさぐる。技術における「知」の現代性を確認する。

登録情報

  • 単行本: 264ページ
  • 出版社: 東京大学出版会 (1997/05)
  • ISBN-10: 4130651129
  • ISBN-13: 978-4130651127
  • 発売日: 1997/05
  • 商品の寸法: 21 x 15 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 263,454位 (本のベストセラーを見る)
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By まる・ち トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
 第2巻である本書は三部に分かれている。第一部では発明の史実を追いながら、知恵の発展・融合という事実を検証する科学史のようである。第二部では喩えとか様式という視点で、模倣と創造性とは何かを定義しようとしている。概念の定義を巡る一説は読みづらいが、知識以外の経験知・暗黙知の重要性と、その捉え方が主体性という観点で西洋と日本とでは異なるなど、興味を引かれる記述がある。
 第三部は開発支援システムがテーマで、ここが一番面白い。設計情報の背景となるメタ文脈をいかに認知して継承するかが、深刻な問題であることが把握されていて安心できる。発明や工業デザインの情報処理化については、論じている内容に異存はないのだが、TRIZなどにも触れるべきだと思われた。終段の技術者のメンタルモデル生成や、技術の資産化についての一説は、まさに直面している問題についての分析や解決策へのアプローチが示されたのだが、その難しさが改めて認識させられる結果であった。属人的なスキルであった開発スキルは、共有化されないままに、開発が海外に拡散して、かつ大きな世代交代を迎えようとしている今の日本の製造業界の共通課題である。
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