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打ちのめされるようなすごい本 (文春文庫)
 
 

打ちのめされるようなすごい本 (文春文庫) [文庫]

米原 万里
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (29件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「ああ、私が10人いれば、すべての療法を試してみるのに」。2006年に逝った著者が最期の力をふり絞って執筆した壮絶ながん闘病気を収録する「私の読書日記」(「週刊文春」連載)と、1995年から2005年まで10年間の全書評。ロシア語会議通訳・エッセイスト・作家として活躍した著者の、最初で最後の書評集。

内容(「MARC」データベースより)

2006年5月にがんで他界した著者の、『週刊文春』に連載された渾身のがん闘病記である「私の読書日記」と、1995年から2005年までのほぼ全ての書評を収録する。井上ひさしによる解説付き。 --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 583ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2009/5/8)
  • ISBN-10: 4167671042
  • ISBN-13: 978-4167671044
  • 発売日: 2009/5/8
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.8 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (29件のカスタマーレビュー)
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105 人中、100人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By るるやま・かおる VINE™ メンバー
形式:単行本
TV「ブロードキャスター」で見て、見た目もしゃべり方も濃い人だなーと思っていたのだが、エッセイを読んで好きになった。知性も知識欲も生き方も動物の可愛がり方も濃い人で、早世されたことが本当に残念だ。会ったことのない人に対してリアルに悲しむ自分に驚いている。

とにかく圧倒的なエネルギーで本の世界を渉猟し、その感想、批評を綴った文章を集めたのが本書で、書評を読むことには、読みたい本、読むべき本を探すという楽しみがあるが、まずその点で実に優れた内容をもっている。本書を読み終えたのち、読みたい本が数十冊にもなって、楽しみな一方、どれから読むべきか悩む。

1つだけ欠点をあげると、米原さんはあまりの本好きなので、のめり込みも強く、ちょっと褒めすぎじゃないかと思えるものがある。

タイトルの「打ちのめされるようなすごい本」も1冊特定されるのだが、それは本書を手にとってからのお楽しみ。

読書日記は亡くなる直前まで書かれている。最後の本が死因となったガンの治療に関するものであることが本当につらい。うまくまとまらないけど、本好きはぜひご一読を。本全体から米原さんのパワーが溢れている。
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194 人中、181人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
ロシア語通訳の第一人者にして、大傑作小説『オリガ・モリソヴナの反語法』、最高のノンフィクション『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』、大爆笑エッセイ『ロシアは今日も荒れ模様』などの書き手、米原万里が06年5月に亡くなった。本書は米原の遺作ということになるのだろうか。

とにかく書評家としても鹿島茂や山内昌之に比肩する最強・最高の手練である。95年から05年までの全書評を収めた本書は、誠に嬉しい贈り物のようなものだ。

取り上げられた本は全部読みたくなる。そして、1冊の本についての文章からこちらの思考が促されるのだ。なんという強靭でしなやかな文章であることか。これでしばらくは本書に紹介された数々の書物を買いまくることになるであろう。読書界は、この人をもって最高の導き手としてきたのである。

それにしても、あまりに早い逝去は痛恨の極みだ。合掌。
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52 人中、48人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 人形美々寿 VINE™ メンバー
形式:単行本
巻末のイロハ順になった書名・著者名一覧がものがたる、量質ともに「打ちのめされる」

幅と奥行きである。『ブルマーの社会史』は著者の面目躍如、こんな本があったのかと

またもや打ちのめされる。

がん治療について、数値データをもとにくいさがると、いとも簡単に"当方の治療方針に

異議を唱える方はもうこなくて結構”と治療費を返金して(?)なにもなかったことにされたというはなし、実話だと思うと、市井のイチ凡人はノコノコ病院に行かないほうがよさそうかとおもってしまう、本気で。わが身をのっとってくれ、すきなように、とすでに捨て鉢なのは同年代のせい?

書評対象は新進作家の小説あり(一例 恩田陸、姫野カオルコ)、ノンフィクション(当然ながら

ロシア関係豊富)ありで本当に多彩。子どもにも読ませたいと

思う本も紹介されている。例えば澤地久枝の『昭和史のおんな』(179頁)。なぜこの本がいいのか

という背景説明にとても説得力があり、見事。むだな修飾語や持ってまわった言い方がないぶん、

言葉でいわれた日には、たちうちできない日本男児ばかりだったのかなぁ。

なくなる前に一度浮いた話を聞きたかった。心根は本当にやさしくて、しかも超聡明。ただただ残念。
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最近のカスタマーレビュー
愛の人
書評集。... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: 朝犬
尊敬する人の読書日記や、書評は危ない。
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次から次へと本を買ってしまうことになるからだ。... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: Gori
力量のある作家さんなのでしょうが
... 続きを読む
投稿日: 13か月前 投稿者: ロビン
2重の意味
この本のタイトルには2重の意味がある。
本当に打ちのめされた・・・
投稿日: 14か月前 投稿者: KERORO
なんだこの書評は!!
米原万里さんはずっと好きで色んな文章を読ませてもらっていた。
彼女がなくなったと聞いたときどれほど悲しかったことか。... 続きを読む
投稿日: 2010/3/16 投稿者: yuzu-hiro
「評者の精神の輝き」が漲る本
この本は確かに「書評集」なのですけれど、それ以上のものを感じます。... 続きを読む
投稿日: 2010/3/3 投稿者: ringmoo
打ちのめされるようなすごい本
いやはや、ご紹介本というよりは、この本の存在そのものが不思議空間にあり、夏休みの楽しいキャンプへ出かけた先で、この世のものとは思われない怪物に出会ってしまった少年... 続きを読む
投稿日: 2010/1/24 投稿者: あまぞね〜っす
ああ、こんなに生きのいい書評集があったのか!
 好奇心の赴くまま、自由に、のびのびと、本の世界を旅する米原万里(よねはら... 続きを読む
投稿日: 2009/12/29 投稿者: 東の風
米原さんの本棚
「オリガ・モリソヴナの反語法」が強烈な印象だったので、次にこの本に進みました。あのような凄いスケールの小説を書いた女性の本棚を覗きかったのです。この本は、基本的に... 続きを読む
投稿日: 2009/12/27 投稿者: gehararigo
すばらしい読書案内
よくある紋切り型の書評ではなく、エッセイの中で筆者の読んだ本を紹介していくというスタイルだから、楽しく読み進められました。... 続きを読む
投稿日: 2009/12/24 投稿者: ピカール
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