NHK BSプレミアムの「100年インタビュー」の単行本化。
小学校で出会った将棋に夢中になり中学生のとき4段となりプロデビュー。
19歳で竜王を獲得し、1996年前人未到の7大タイトル全てを独占する。
羽生が自らの飾らない言葉で、当時の心境を語る。
谷川浩司に挑戦敗北したときの気づきのエピソードは、
若き天才が勝負に目覚める瞬間である。
ドラマのようでわくわくして読んだ。
集中力の秘訣や勝負へのこだわり、プロ棋士としての戦い方等、
羽生の内面があらわになる。
羽生らしくさらっと語っているが、
終りのない棋士の戦いの日々を考えると感慨深い。
おわりに、羽生が100年後の読者にメッセージを送っている。
シンプル。
こんなことを100年後に残そうかと思っているのだなと思う。
心に残ります。