本書に限らず、一連の「セオリー」シリーズは結構侮れない。
買って読んでみて驚いたが、最近読んだ本とか見た番組で、もう少し知りたいと思った人が並んでいる。
例えば、佐藤可士和(「超整理術」はなかなかインパクトのある本)、岸田周三(NHKの「ザ・プロフェッショナル」の対談と内容が一部かぶっているが興味深い)、海堂尊(「チーム・バチスタの栄光」)、福岡伸一(「生物と無生物のあいだ」もいい本だった)、荘司雅彦(「超勉強法」はちょうど読んでいる)。
それ以外にも、森田恭通(デザイナー)、樹林伸(「神の雫」の原作者)、稲本健一(名古屋ベースの「ゼットン」の仕掛け人)といった有名どころが並ぶ。
いろいろ気になるところはあるが、幾つか挙げると以下の通り。
・朝の早起きが多い。
メリットとしては、「アイデアが浮かぶ」、「仕事をじゃまされない」、「朝から幹部ミーティング」、「毎日、定刻にリセット」といった点が挙げられている。
実は、毎日早起きができると言うことは、頻繁な深夜残業や飲み会をしないということがメッセージではないか(毎日深夜までの飲み会が入っているのは誉められたことでない?)。
・体作りが半端でない人がいる(稲本健一はトライアスロン。高島郁夫(バルス)、玉塚元一(リヴァンプ)もやっている)。
・アイデアをすぐメモするか否かは個人差がありおもしろい。
特にメモに敢えてしない人(大宮エリー、森田恭通)の発想はおもしろい。
確かに「自分なりに強く感じたことであれば、メモに残さずともきっと頭の中にインプットされると信じている」、「どうしようもないものは、記憶から自然に消えていく。頭が勝手に選別してくれる」のは正しい。
・クリエィテイブ集中日の発想(佐藤可士和。周1日は打ち合わせを入れない日を作る)はいい。ただ、通常のビジネスマンにはちょっと無理か?
・本のポイントをメモし、常に携帯して、空いた時間に自らにインプット(本田直之)
・ 混雑で無駄な時間を費やしたりストレスを受けるのは無意味という発想からランチは11時半から(本田直之)
トリンプ元社長の吉越さんの発想が確か同じ。成毛真はそもそも行列しないという発想であった。
・「テレビ見ない、本読まない、他人から聞く」(大宮エリー、「プロフェッショナル」の脚本家、箭内道彦)という、情報収集魔が多い中での、逆張りでオリジナリティーが出せるのは才能か?
・ 急な食事や飲み会には行かない(亀田誠治)という発想も賛同するなぁ
・20〜30冊は本を常にストックし、1日のスケジュールがどんな状況でも最適な選択を可能にすることで、読書へのモチベーションを保つ(土井英司)