本書は「手放す技術」という題名ですが、内容は現代人が生きる上で不要なものを「捨てる」技術、また必要なものと不要なものの「バランス」をとる技術です。人間が生きる上で何が大事がかを知っていれば、不況下の競争社会に生きる現代人も楽になるんだよ、と桜井氏は説いています。我々にどうするれば楽に生きていけるかそのテクニックを教えてくれています。
最近すごい量の桜井本が出版されていますが、本書は桜井氏と編集者との間がうまくいったのかとてもまとまりのある本に仕上がっています。桜井氏の本を初めて読む人よりも、私のように数冊読んでからこの本を読むとより桜井氏の考え方がわかるかと思います。桜井氏が他の本で書いていたことがらが、本書ではよりくわしく説明されているからです。
個人的には「信念とは実はその人の執念である」、「人生は思いどうりにならないからこそ面白くて楽しい」という言葉が心に残りました。