最初は硬い文面に疑問を感じましたが
読み進むと納得してきます。
作者は警察官でありながら、上層部の指示で違法行為も行い
警察組織に裏切られてしまう結果になります。
しかし、それは本人も、組織も意図していない所から始まり
最悪の状況に展開します。
その文章に作者の感情が感じられないのは
恨みで書いているのではなく、警察組織の盲点を
気付かせる為の文章と気付きます。
前作、ナニワの生安刑事 懲役4年6箇月
で仕事一筋に研磨した結果がこれです。
文章が硬いながらも読みやすいのは
調書を山ほど書いた文章力と正しい日本語から来ていると思います。
その文章を読んで作者の人柄もうかがえます。
ノンフィクションなので、日本の警察がどのように動いたのか
テレビドラマどころじゃない驚きの内容です。