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手記 潜入捜査官 (文芸シリーズ)
 
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手記 潜入捜査官 (文芸シリーズ) [単行本]

高橋 功一
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

拳銃密売情報獲得のため、暴力団組織に潜入した元警察官が、その内幕を告白

「殺し以外のことは警察で面倒をみる」。威勢のいい掛け声で始まった。筆者は髪の毛を茶色に染め偽名を名乗り、暴力団幹部に接触。拳銃の密売情報入手に成功した。しかし…。実話に基づき警察の不可侵部分に迫る。

内容(「BOOK」データベースより)

拳銃密売情報を獲得するために暴力団組織に潜入した元警察官が、潜入捜査の実態と不可解な警察組織の内幕を告白。

登録情報

  • 単行本: 213ページ
  • 出版社: 角川書店 (2001/08)
  • ISBN-10: 4048836889
  • ISBN-13: 978-4048836883
  • 発売日: 2001/08
  • 商品の寸法: 19 x 13.4 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 608,566位 (本のベストセラーを見る)
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緊迫感 2002/1/23
By カスタマー
形式:単行本
非常に緊迫感のある内容だった。
警察という組織の実体を生々しく語る内容はかなり興味深いものである。どのように警察が犯罪を検挙するのかは、素人にはまったく創造がつかないものではあるが、この本を読むことによりその一旦(極端なケースかもしれないが)がみえた。
このレビューは参考になりましたか?
By
形式:単行本
最初は硬い文面に疑問を感じましたが
読み進むと納得してきます。

作者は警察官でありながら、上層部の指示で違法行為も行い
警察組織に裏切られてしまう結果になります。

しかし、それは本人も、組織も意図していない所から始まり
最悪の状況に展開します。

その文章に作者の感情が感じられないのは
恨みで書いているのではなく、警察組織の盲点を
気付かせる為の文章と気付きます。

前作、ナニワの生安刑事 懲役4年6箇月
で仕事一筋に研磨した結果がこれです。

文章が硬いながらも読みやすいのは
調書を山ほど書いた文章力と正しい日本語から来ていると思います。
その文章を読んで作者の人柄もうかがえます。

ノンフィクションなので、日本の警察がどのように動いたのか
テレビドラマどころじゃない驚きの内容です。
このレビューは参考になりましたか?
形式:単行本
昔、法学部で刑事訴訟法を学習したとき、日本の警察は「おとり捜査」等は行わないものとして習いました。たしかに自白偏重主義が日本の捜査・裁判の特徴ではあるのですが、他方で、クリーンな捜査が保たれているという説明に納得していました。

しかし、本書では、「おとり捜査」ギリギリの潜入捜査が実際に行われていた実態を警察の第一線で活躍していた捜査官の目から非常にリアルに描かれています。

時は、銃器犯罪に対する世間の反発に応えて、警察組織挙げて銃器犯罪対策に乗り出した1990年代中盤です。1990年代前半は、犯罪白書等でも、刑事政策上、銃器対策の必要性が声高に叫ばれていました。それが、1990年代後半になると、犯罪白書でも銃器犯罪の減少が語られ、警察による銃器犯罪対策が奏功した旨、記載されていました。

当時、銃器犯罪減少は、単純に「好ましいもの」という受け止め方をしていました。しかし、その裏に、本書に描かれているような、警察所轄同士の熾烈な「銃器摘発点数合戦」があったことは知りませんでした。そして、その先に、功を急ぐあまりの潜入捜査があり、グレーな捜査に対する世論が高まると切り捨てられていった警察官たちがいました。

もちろん犯罪防止は重要ですが、他方で、警察力を用いる犯罪対策は、「毒をもって毒を制す」ことになりがちであることは決して忘れてはならないことを本書は思い出させてくれました。そして、そうした世論の不条理の板挟みに遭いながらも、日々、正義感を糧に職務に励んでおられる警察官の方に敬意を表したいと感じました。
(by JIN@<おとなの社会科>
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