「手紙〜拝啓十五の君へ」は、誰にも言えない悩みを未来の自分に語りかける若者からの手紙と、その手紙を受け取った"未来の自分"からの手紙の遣り取りを歌にしたものです。若者の素直な問いかけに、"未来の自分"から、力強く慈愛に満ちた「自分を信じて進め」という内容のメッセージが送られます。メッセージ(歌詞)がとにかく素晴らしいです。
「人生のすべてに意味があるから、恐れずにあなたの夢を育てて」
「いつの時代も悲しみを避けて通れないけど、笑顔を見せて今を生きていこう」
人生にはいい事ばかりとは言っていません。すべてを受け止めて自分らしく進め、それが自分の存在価値の発見や生きる自信につながり、道を切り開くことができる。彼女のメッセージは非常に深く、まさに多くの大人が人生を振り返り子供たちや後輩に力を込めて贈りたい言葉でもあるのだと思います。
曲前半の「2人の自分」の構えない自然な遣り取りは大人であっても心の琴線に触れるものがあり、じっと聴いていると熱い物がこみ上げてきます。対して後半の躍動するメロディーは若者の希望や夢の実現をイメージさせる力強いもので、聞いた後には爽快感が残ります。
近年屈指の全世代が共感できる名曲です。日本はもちろんできれば訳詞をつけて世界のスタンダードになって欲しいと願います。