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手仕事の日本 (岩波文庫)
 
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手仕事の日本 (岩波文庫) [文庫]

柳 宗悦
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

小間物屋の軒先に掛かっているような生活道具の素朴な美しさに魅了された柳宗悦は、20年近い歳月をかけて、「手の国」日本を隅々まで訪ね歩いて本書を著し、民藝運動の基盤を築き上げた。 もともと日本語には、「上手」「下手」「手堅い」「手並みがよい」など、「手」に因んだ言葉が多い。これが示すように、かつて日本各地の職人は、郷土の風土、慣習にあわせて必要な道具をひとつひとつ丹精込めてこしらえたものだった。 今では機械製品に追いやられ、日常生活から姿を消しつつある郷土品の数々が、まだ活き活きとした輝きを放っていた昭和10年代頃の日本が垣間見える民藝案内書。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

柳宗悦(一八八九‐一九六一)が、日本各地に残る美しい手仕事を紹介しながら手仕事がいかに大切なものであるかを訴え、日本がすばらしい手仕事の国であることへの認識を呼びかけたユニークな民芸案内書。秀逸な小間絵を多数収録。

登録情報

  • 文庫: 292ページ
  • 出版社: 岩波書店; 改版 (1985/5/16)
  • ISBN-10: 4003316924
  • ISBN-13: 978-4003316924
  • 発売日: 1985/5/16
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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形式:文庫
「貴方がたはとくと考えられたことがあるでしょうか。
 今も日本が素晴らしい手仕事の国であるということを。」

この一文で始まる本書は
現在刊行されている柳宗悦の文庫本の中で
最も読みやすく、純粋に楽しい一冊です。
戦前の日本全土で作られていた手仕事の品物を紹介した
柳版・全国民藝品ガイドブック。
他の著作に比べても格段に読みやすく、
数多く掲載された芹沢ケイ(金偏に圭)介の小間絵も
大変に楽しく、美しい。
また、戦前までの日本の民衆文化の一端を記録した
貴重な資料集でもあります。

もちろん、柳の民藝論をしっかり学びたい人には『民藝四十年』を
柳思想の深淵を知ろうとするなら『美の法門』をお勧めしますが、
もっと肩の力を抜いた柳に触れるのであれば、
この本が最もお勧めです。
ぜひ手元に置いて、
紙上民藝旅行に旅立ってみてください。
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13 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 県人
形式:文庫
今から約60年前の太平洋戦争中に書かれた本です。著者が20年に渡って、日本中を旅して記録した素朴で美しい道具の数々が紹介されています。恐らく、本書に記されている道具の総数は1000個近くになるでしょう。
乱暴に言うと、本書は、これらの道具を、ただただ紹介し続けるだけの本です。でも、読んでいて、不思議と飽きないのです。それは恐らく一つ一つの道具につけられた紹介文に鍵があるような気がしました。何というか、ひらがなが多めの、易しく、短い文章だけれども、的確で、かつ前後の文とのつながりが絶妙なんです。驚くべき文章力だと思いました。
もう少し、ちゃんと読み込んで、この本の文章の秘密を解き明かしてみたいと思っています。
このレビューは参考になりましたか?
21 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
着物に興味を持ち、織や染めの地を訪ねると随所で柳氏が登場します。戦後の民芸復興を推し進め、絶滅しかかっていた織や染めを復活させる働きかけをした人として。

その柳氏が子供むけに書いた日本の民芸を紹介する本です。
北海道を除く各地の特色ある品(陶芸、染織、籠・食器・農作業具などの日用品)を紹介しています。それぞれについては名前と特徴をざっくり説明する程度。挿絵も全てについているわけではなく、知らないものについては想像のしようもないのが残念です。
しかし、世田谷の日本民藝館にはこの本で紹介されている品のほとんどが納められているそう、近々見に行こうと思います。

この本は戦前に書かれ、戦後に出版されたとか。同時期に準備していた「民藝図録 現代篇」という大人向けの民藝紹介の本の原稿は、戦災で焼失したそう。こちらは図録が豊富だったそうです。惜しい。

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