作者の経歴を見てみると、YMOに結成時から携わり、マネージャーをしていた頃もあったりと、手相見の方としてはとてもユニークな経歴の持ち主です。
わたしも彼女のいるテソーミルームには2回ほどお邪魔したことがありますが、占い師的な怪しげな雰囲気はまったくなく、とても物腰がやわらかくて、初対面なのに古くからの知っているお姉さんのような方で、とても居心地のよい雰囲気であったのが印象に残っています。
どうしても手相見というと、当たる、当たらない、という将来に起こることをいかに当てるかに焦点をあてがちですが、本当の手相見というのは彼女のように、「その人のもつ特性をまず読み取り、現在の状況を見て、将来に役立てるアドバイスをする」ということであって、だからこの本も「占う」という言葉は一切出てきませんし、「手のひらの予報」なのだと思います。
予報が当たるかは、その人の心がけ次第。今付き合っている人、好きな人とうまくいくか、仕事がうまくいくかも、いまの自分がどのように振舞うか、将来的にどうなりたいと思ってそうするのか、ということが大切なのがよくわかります。
「手のひらは心がけ次第で変えられる!」というのが彼女の理念。いまの自分に自信が持てない、これからどうしたらいいのか迷っている、そんなときにこの本をパラパラっとめくると、ココロに響く一言が見つけられるんじゃないかなぁ、と思います。女性には特にオススメ。